わりと思いつきなので、こまかなツッコミどころには目をつぶって欲しい。
いまの日本の所得税は金持ちに負担の多い累進課税です。累進課税という制度自体には私もある程度賛成ですが、はっきりいっていまの政府に多額の税金を払っても良い気持ちにはなれないのではないのでしょうか。
そこで私が考えたのは、税金のポイント制。
エコポイントの改良版のようなものです。
エコポイントは環境に良いとされる家電を買うとポイントが貰え、そのポイントをポイント数に応じて商品券等に交換できる仕組みです。
交換できる商品は、ある程度決まっています。
これを税金に応用するのです。
払った税金の額に応じて、ポイントが割り振られます。そのポイントを使って、使われて欲しい税金の使い道に投資できるようにするのです。ポイントの使い道はある程度、限定的にしておきます。
また、ポイント制による市場の失敗を招きそうな分野においては、政府が一定額徴収しておきます。
この制度の問題点としては、もともと限定されているポイントの使い道を決めるのは政府なので、政府の利権が絡んでしまう可能性がある。
投資されるポイントが分散されることにより、どれも中途半端な予算になってしまう。
等が考えられます。
しかし、少しでも税金を納めるメリット(特に高所得層)を上げなければ、彼らは日本を脱出してしまいます。
これは法人税にも適用できると思います。
しかし、日本では規模が少し大きいので、まずは道州制を導入することがこの場合は先決かもしれませんね。