先週、少し遅れ気味でAppleTVを買いました。

ひと通り触ってみた感想としては、「買わない手はない」ということである。

家電の中で圧倒的な使用率を誇るTVが今まで、その存在感故に孤立していたことは否めない。しかし、AppleTVという粋な仲介役をかませることで、全てが繋がる感覚を味わうことができるだろう。

クリスマスも近づいている、今日この頃。
僕は目覚めた瞬間、無性にクリスマスソングが聞きたくなった。

枕元に置いてあるiPadに手を伸ばし、iTunesのアプリを選択してクリスマスソングを検索する。その中には、クリスマスの定番ソングを収録しているアルバムの大半が1,000円以下で用意されている。いくつかのアルバムを視聴してお気に入りを見つけた僕は、すぐさま購入した。

そして、テレビを付け、かつてのiPod nanoと似た形をしたリモコンに手を伸ばす。iPadで先ほど購入した音楽を再生する。すると、iPadの少し質の悪いスピーカーからではなく、大画面テレビの良質なスピーカーから冬の朝に心地の良い「ラストクリスマス」のメロディーが流れ出す。

それだけでは終わらない。そのままiPadの写真を開き、iPhone4で撮影したきれいな写真たちを大画面で眺めながら、思い出に浸りながら優雅な休日の朝を過ごすのだ。

生活を変えるプロダクトとは、まさにこのことだろう。HDMI端子を合わせても1万円前後という圧倒的なコストパフォーマンス誇るプロダクト。

AppleTVを「買わない手はない」のは、間違いないだろう。