私の会社の新入社員の朝の研修は日経新聞を読むことから始まる。
人事の人曰く、新聞の読む習慣をつけることが大事なのだそうだ。
私に言わせてみれば、日経を読むのは学生が前の日のドラマやバラエティの話をネタにするように、話題づくりにしかならない。新聞にはもはや即時性はないし、分野ごとに精通している人のブログやツイッターを見る方がよっぽど有益だ。

たしいて政治や経済を理解してない人とディスカッションするのはあまりにも退屈すぎる。
発案者の人事までも郵政の限度額の引き上げのニュースに関して「郵政は総務省の管轄だから金融担当の亀井大臣が権利を握るのはおかしい」といったディスカッション以前の失言をしていた。この発言によって、日経をただ読むだけの非生産性を物語っているように感じる。
まず、つけるのは新聞を読む力ではなく正しい知識を身につけることではないのだろうか。
印刷された活字を読むのが大事といった宗教まがいの考えよりも情報をインプットした方が良いのではと感じた入社2日目でした。