ビジネスで生きていく上で情報は大きな武器になります。
知っているということは未来がわかるということです。
例えば、ipadが発売されるという情報を知っていたら、それに向かってお金をためたり準備できますが、
知らなかったら発売前日にネットブックを買って後悔してしまうかもしれません。
未来を知っているということは結果的にうまく立ち回れるのです。
僕は空き時間は常にiphoneやipad、書籍等で情報に触れています。
それによって、行動が効率的になった例は枚挙に暇がありません。
しかし、ただ闇雲に新聞を読んだりするというのはあまり効率的ではないし、間違った情報は間違った未来を予測してしまいます。
なので、情報収集力を挙げるための僕なりのおすすめ本3冊をあげたいと思います。
1、「新書がベスト」小飼弾
やはり、情報の基本は今でも本であると僕は思います。小飼氏は言わずも知れた書評ブロガーです。そんな小飼氏が本を読む必要性や読み方について、解説してくれているのが本書です。
新書ですのでさらっと読めますし、本を読むということは学ぶというより遊ぶに近いという感覚も身につくのではないでしょうか。以前の書評
2、「稼げる 超ソーシャルフィルタリング」堀江貴文
iphoneやgoogleの提供するサービスをうまく使うために書かれた本です。皆さんご存知のホリエモンが書いた本です。ホリエモンはRSSやtwitter、gmailを駆使してライブドアに全財産もってかれたいまでも、バリバリ仕事をして稼いでいます。その姿勢に関しても学ぶことが多いでしょう。確実にiphoneはビジネスマンの必須アイテムになりましたね。まだ持っていない人は早く手に入れることを強くおすすめします。PCを買うよりも俄然iphoneを買ったほうがいいでしょう。移動時間の情報収集や最新のサービスの利益を受けているといないとでは1年後に比べ物にならないくらいの差が生じます。
3、「仕事するのにオフィスはいらない 」佐々木俊尚
こちらは、起業したい人やフリーランスになりたい人には必読の1冊です。いわゆるノマド(遊牧)ワーカーになるための情報サービスの使いこなし方が書かれています。google app engineのようなサービスのおかげで以前に比べて起業する時のコストは格段に下がっています。この不景気にサラリーマンというリスクの高い職につくのではなく、自分の力で稼いで行きたい人にはおすすめです。以前の書評
2010年07月
日経電子版がスタートして3ヶ月ほどがたちます。
僕は新聞をほとんど読まないので、電子版に対してあまり興味がありませんし、個別記事へのリンクを禁止していることぐらいしか知りませんでした。
しかし、最近なんとなく料金設定を考えていたら、その秀逸さに気付いてしまいました。
まず、前提条件として知ってもらいたいのは、新聞のビジネスモデルです。
はっきり言って新聞は無料で配っても利益が出せる構造になっています。
それは”広告費”で儲けているからです。
新聞社にとって大事なのは広告側が出したくなるような顧客数を持っていることです。
その証拠として引っ越したりすると、アルバイトの若い人が「ディズニーランドのチケットあげるから定期購読してよ」みたいな感じでお願いしてきたり、購読したら粗品をいっぱいくれたりします。
そこで改めて日経新聞の料金体系をみてみましょう。
紙面のみ 3,568円
電子のみ 4.000円
電子と紙面 4.568円
これを踏まえてそれぞれの立場でこの料金を考えてみたいと思います。
元から紙面を購読していた人
この人たちは新聞の価値を信じて情報収集に余念の無い人と惰性的に継続して購読している人にわかれます。
惰性的に購読している人は、継続して紙面のみで読み続けるでしょう。
情報収集が好きで新しい物好きの層は、おそらく電子と紙面の両方で購読すると予想されます。
なぜ電子版のみにしないかというと料金設定が鍵になります。
電子のみにする場合も紙面のみの場合に比べると料金は500円ほど高くなっていますが、電子と紙面の両方にするには1,000円追加すれば実現できます。冷静に考えれば、紙面のみの購読のままにしておくのが一番お得です。しかし、電子版はいかにも近代的でできるビジネスマンを演出してくれます。それでもやっぱり、形の無いものに4000円払うよりはプラス500円で物理的な”形”も手に入れられるので、電子版と紙面の両方という結論が導かれます。
今まで購読していなかった人
この人たちも電子版と紙面の両方の契約をしてしまう人と心理的には似ています。500円で”形”を手に入れられるのですから。
このように考えてみると結果的に日経はコストのほとんどかからない電子版によって紙面の顧客数を増やして広告費を稼ぐことに成功するのではないだろうか。
ここで電子のみの料金が2000円だったら結果はまったく違っていたでしょう。
電子の料金を下げて、webで広告費を稼ぐのはまだ早いという日経陣の判断だったのではないでしょうか。
電子のみの4000円という設定が心理的にうまく作用してくれて紙面の部数を増やす。
やはりこの料金システムは秀逸と言っていいのではないのでしょうか。
もちろん、どちらも購読しないが正解というのは言うまでもありませんが。
iPhoneからの投稿
iphone4で格段に良くなった機能といえば"カメラ”です。
画素数は500万画素で日本のガラケーの方が上回っているように思ってしまいますが、実際はガラケーよりもきれいにとれちゃいます。
それは裏面照射型のセンサーを搭載したからです。
裏面照射型センサーとは簡単に言うと、通常のカメラはレンズから入った光をセンサーの画素が受け取って画像に変換していくのに対して、センサーをひっくり返し、センサーの裏側から光を受け取るという構造になっていて、これによって、画素に入る光の量が増えるので結果的にきれいに撮れるわけです。
そしてJotNotというアプリは、iphoneのカメラで撮影した文章をPDFとかのファイルにしてくれるというものです。iphone版スキャナという感じでしょうか。
僕はこのアプリを3G時代に購入したわけですが、はっきりいってあまり使えるものではありませんでした。撮影しても光の関係で文章は見づらいし、細かな修正を自分でかける必要があったのです。そんなこともあって、僕のiphone上ではかなり端の方に追いやられていたわけです。
ところが、iphone4に変えて何気なく使ってみたところ、その秀逸さに度肝を抜かれました。
一枚ずつしかスキャニングできないスキャナなんて買う必要がありません。
しかも、カメラで撮影するのでホワイトボードに書いてあるものもファイル化できちゃいます。
これだけ秀逸で230円なんて買わない理由はありません(ちなみに僕が買ったときは600円くらいだった気がするorz)。
現在手がけているプロジェクトでも誰かがホワイトボードに書けばみんなで共有できちゃうのでかなり重宝しています。
簡単な資料も持ち運ぶ必要がなくなりますし整理も簡単にできちゃいます。
入れといて損は無いアプリでしょう。
iPhoneからの投稿
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