ITコンサルジャンキー

ITコンサルが日々感じたことをネタにしたりしてます

2011年01月

無料通話iphoneアプリ viber

  
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最近周りにもiphoneユーザが増えてきて、飲み会を開いたら、テーブルの上にはiphoneしかないということも珍しくない。普段、電話はあまりしないのだが(電話アイコンがフォルダの中にあるくらい)、周りがiphoneばかりだし、たまの通話に便利だと思って無料通話アプリをインストールした。無料通話アプリといえばskypeが有名であるが、筆者はskypeよりも今から紹介するviberの方が使いやすいように感じた。

使いやすさの訳はシンプルであることだ。skypeにはチャットやテレビ電話のような機能があるが、viberは通話のみである。また、電話をかけたとしても、一般的な呼び出し画面が出てくるわけではない。SNSの受信時のような画面のみである。普通に電話を使う人にはわからないかもしれないが、こういった仕様は、通話することで相手の作業を中断させたくない人や履歴に残すほどの話ではないことが多い人にはありがたいのである。もちろんviberからアドレス帳を見れば、viberユーザが一目でわかる。スマホで通話は無料でするものという感覚がますます広がるんだろうね。

DOMENICO+SAVIO ラムレザーフードブルゾン

  
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レザーの価格破壊が起こったのは去年くらいからだろうか。その代表的なブランドといえばEKAMである。形も豊富で、僕も一瞬欲しくなった。レザーで5万円前後の価格は、ジャケットとかのアウターよりも安い。しかし、やはり値段がものを言うのがレザーである。レザーの質があまり良くないように感じた。格安のレザーにはリサイクルレザーを使うものもあるらしいのだが、そんなレザーは着ながら育てることは不可能で、やはり安かろう悪かろうの世界であると僕は思っている。
ところが、最近購入したDOMENICO+SAVIOのレザー。やわらかいラムレザーを使っていて、着心地も良いし、一番下のサイズだと、細身の人でもジャストサイズで着れる。育てられるレザーとまではいかないかもしれないが、値段のわりにものすごい良いものになっている。フードつきのアウターが欲しいと思っていた矢先にレザーで実現できたことは本当にありがたかった。
TIURF(チューフ)のバイヤーブログ「番頭日記」通販・正規取扱店/fashion-DOMENICO+SAVIO IN TIURF

こんな素敵な服を取り揃えているのは京都のVEKTORです。店長がかっこよすぎます。

照合順序が戦って解決不可能事件

  
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現在、SQL Server2008を使って開発しています。

プロシージャとか初めて使ったけど、なにこれめっちゃ楽しい。
調子こいて、使っていたらエラーを喰らいました。

equal to 操作の "Japanese_CS_AS_KS_WS" と "Japanese_CI_AS" 間での照合順序の競合を解決できません。

むむむ。
照合順序 とは、SQL Server でデータを検索する際に、全角/半角、英文字の大文字/小文字、ひらがな/カタカナ をどのように区別するのかを定義するものらしい。

エラー箇所としては、INNER JOINしているところのWHERE ~ ON ○ = ×のところ。
さくっと調べてみると回避方法があるらしい。
ON ○ = ×後にSQLに COLLATE Japanese_CI_AS を入れることで無事解決。

とはいきません。表面上では解決しているが、あまり納得行かない。
もう少し調べてみると良いソースが。

ここ

どうやらSQL Serverインストール段階に問題があるらしい。
たしかに、SQL Server環境を最近構築していて、それ以前につくったプロシージャは問題なく動いている。おそらく、自分のPCでクリエイトしたテーブルと既存のテーブルをJOINしているときに問題が出ているようだ。再構築か・・・

と思いながらよくよく調べてみたら、本来Japanese_CI_ASで作成しているテーブルがJapanese_CS_AS_KS_WSに変わっちゃっている模様。

仕方なく、最近作成したテーブルの照合順序をJapanese_CS_AS_KS_WSにあわせました。

*補足*
照合順序を確認する方法

sp_helpsortてコマンドで打てば、デフォルトの照合順序を調べられる。
Japanese, case-sensitive, accent-sensitive, kanatype-sensitive, width-sensitiveのようにでる

ほかの方法、以下のクエリを実行する。
SELECT CONVERT(varchar(20), DATABASEPROPERTYEX('データベース名','collation'))


テーブルのバックアップを取る方法
SELECT * INTO 新しいテーブル名 FROM バックアップをとりたいテーブル名

柑橘類の文化誌 書評

  
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少し変わった本を読んだので紹介。
~の文化史(誌)シリーズはいくつか読んだことがあるのだが、本書がその中でももっともユニークであった。柑橘類という少々マニアックな分野を扱っているのにもかかわらず、内容は決して敬遠するものではない。書中に書かれているいくつかの柑橘類を使ったレシピはどれも試してみたいものばかりだ。本の構造としては珍しく、ど真ん中にカラーページ(写真)を使っている点についても遊び心があるではないか。

以前は朝食にフレッシュなオレンジジュースを飲めるのは富裕層だけであった。話が少し変わってしまうが、今では昔の富裕層がいくらお金を積んでもできないような体験が格安で楽しめる。若者は将来激しい現在の社会保障のツケを抱えて生きていかなければならないのは事実だが、よりよい生活を遅れることは間違いない事実であり、希望を持つべきだとも、本書のおかげで少し感じることが出来た。

内部留保=貯金をしているではない

  
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先の見えない不況の中、企業は設備投資を控えて税引き後の利益(当期純利益)を内部留保に回している。そのため、銀行からお金を借りることが無くなってしまい、政府は金利を下げることでお金を借りる障壁を下げて市場に出回るお金を増やそうとしているが、前述のとおり先の見えない不況なので、その効果は非常に限定的となっている。また、別の話で、日本の企業は内部留保に回す割合が高く、その分を新卒等の雇用に回したほうがいいという議論も出ている。

ところで、この二つの話に共通して出てくる内部留保という言葉の意味を正しく理解しているだろうか。言葉の雰囲気からして、「会社の貯金」といった意味合いに聞こえてくるが、これは半分当たっているが半分間違っている。内部留保の形態は、現金だけではなく、売掛金や有価証券、また棚卸資産も含まれるのだ。

例えば、僕が缶コーヒの会社を経営していて、缶コーヒーを一万個作ったとします。威勢よく作ったはいいものの、すでに缶コーヒ市場は競争率が激しく、僕の作った缶コーヒは千個しか売れませんでした。そうこうしているうちに、決算の日がやってきて、売れ残った9千個を棚卸資産として計上しました。

これが、見かけの財務上では内部留保(剰余金)になっていて、この財務表を満た自称経済学者のおじさんが、ニュース番組で「あいつの会社は内部留保がたくさんあって、余裕があるくせに新卒採用活動を行っていない社会悪だ。」とか言われていい迷惑をしました。

架空の話ですが、こういった類の報道を実際にしばし見受けられます。この自称経済学者のおじさんが言っていることが、いかに的を外れているかわかったでしょうか。売れ残った缶コーヒーを再び現金に戻すことは、ほとんど不可能なのです。しかし、それが内部留保という言葉に変わり、いかにも現金が余っているような印象を与えるので、茶の間でニュースを観ているおばちゃんとかは、妙にこの間違ったロジックに納得してしまい、間違った世論が形成されてしまうのです。

池上彰がいたって常識的なことを解説しているテレビ番組が人気を誇っているが、彼がTV出演を控えることで日本が失う損失は、想像以上に大きいかもしれません。

 
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