本を読んでいると、ついつい眠くなってしまって全く頭に入ってこないって人は多いんじゃないんでしょうか。勉強する意欲はあるのに脳がついてきてくれないと言って挫折してしまう人も多いと思います。
僕も学生の頃は勉強があまり好きではありませんでしたし、読書というと小説ばかり読んでました。
ただ、大学3年の夏ころに突然変異を起こしました。月に1冊程度だった読書量が最低20冊は読む中級読書家になりました。読書が楽しくなり、頭にすんなり入ってくるようになったのです。その突然変異した方法を今回教えたいと思います。
|得をするために読む
まず一番大事なことは、知識を得たいという感情です。そう言うととても高貴な感情に思えてしまうかもしれませんが、違います。
簡単に言うと”得をしたい”という感情です。
情報や知識はお金に変わるということをまず認識しましょう。
例えば、投資の世界ではインサイダー取引をすると罰せられてしまいます。それの理由はある特定の人や集団しか知らない情報によって株価を操作して簡単に儲ける方法を禁じて、不公平が出てしまうことを防ぐためのものです。
言い換えると世の中に少なからず影響を及ぼす情報というのはお金に変わるのです。最近では「情弱」という言葉がネット上でよく聞かれるようになりました。情報というものはそれぞれ価値を持っていて、「知らない=損をする」という図式が一般的になってきていると思います。
|モチベーションを長続きさせる方法
それでは、知識を得たいという感情を長続きさせるためにはどうすればいいのでしょうか。
その方法は、知識が豊富でかっこいいと思える理想像をしっかり捉えることだと思います。有名なブロガーをお手本にするのでもいいですし、外資系コンサルみたいにいかにも頭の良さそうな人をお手本にするのもいいと思います。
最近では、ブログやTwitterで自分の持っている知識をひけらかしてくれるひとが多いので、自分にぴったりの理想像を見つけることは容易だと思います。
同時に本選びも重要です。
モチベーションが整っても、いきなり難解な本を読んでしまうと理解出来ないのは当然です。もちろん自分のレベルにあった本を選ぶのは当然大事なことです。
モチベーションも整った。
Amazonのレビューを見て自分のレベルにあった本も購入した。
それでも頭に入ってこないってこともあります。
次から、このエントリーの真髄である「簡単に頭に入ってくる」ためのコツを教えたいと思います。
|VIPをみるように読む
は?と思われるかもしれませんが大真面目です。VIPとは2chの掲示板サイトのことです。そのなかで面白いやりとりがあると、はてぶのエントリーに載ったりするのはご存知かと思います。
ちなみに僕が最近おもしろいなと思ったまとめはこちら
10億稼ぐのに必要な知識を大学受験に必要な科目で解説するよ。
外資系ファンドで採用担当してたけど質問ある?
やはりはてブにのるくらいのまとめは面白いものが多いです。何が面白いかというと「自分が経験したことのないことを経験したことに対する興味」であったり、「お金を稼いだ人に対する興味」であったりを満たしてくれるからだと思います。でもそういう情報というのはVIPよりも本のほうが多く出てるわけです。
ちなみに僕の最近読んだ面白い本はこちら
ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験
世紀の空売り
|VIP風、脳内変換方法
本になるとなんか堅苦しい感じがしますね。なのでまずはタイトルから上に紹介したものを参考にスレタイトル風に変換してしまいましょう 。
ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 →
宇宙飛行士の選抜試験受けてきたんだけど質問ある?
世紀の空売り→
金融危機の時、100億稼いだ方法を解説するよ。
ぐっと興味をそそるものになりましたね。ちなみにこの方法はタイトルだけでなく目次の部分でも活用できます。なので、目次をパラパラと読んで脳内変換して興味のあるものが多ければ読んでみる価値があるかもしれません。
それでは中身も脳内変換してく方法を教えましょう。
|必要な脳内wordは「kwsk」
kwskとは「詳しく」のVIP語です。本にしろスレにしろ書かれた内容に興味があると詳細を知りたいと思うものです。自分の中でkwskを適宜挟んでいくことで、自分はこの本でこの点についてもっと知りたいと意識できるようになります。本を読んでいると一方的なやりとりになってしまいがちですが、自分でツッコミを入れながら読む癖をつけましょう。
簡単な例を示しましょう。例えばこういった文章の場合
まずはタイトルの変換。そして本文も変換していきます。
最後の部分で、「将来自分たちにもけっこー関係ある部分が多いってところをkwsk」と思うわけです。そこで、ぱらぱらとその後ろを読んでいくとその答えの書き始めに出会います。
ここからまた脳内変換をして、疑問を持って、またその答えを探してと読んでいくというわけです。
自分の中にで発せられる「kwsk」にタイミングよく答えてくれる本は自分と相性のいい本です。
別にkwskと思った次のセンテンスにその答えが書いてなくても目次に戻ってその内容が書いてありそうな部分にそのまま飛んでしまえばいいんです。かなり読み飛ばしても問題ありません。大切なのは読書中も興味を保ち続けることです。読み飛ばした部分は一回最後まで読み終えた後にまだ残ってる疑問や単純に興味をもつ部分だけ読めば問題ありません。
全然kwskと思った部分に答えてくれない本やだらだらと書かれている本は、「クソ本」というレッテルを張って捨ててしまいましょう。本を買うお金よりも失う時間の方が勿体無いです。
|速読の効果も
この方法だと読んでから変換するから読むの遅くなるんじゃないかと思うかもしれませんが、慣れてくれば読みながら次々と変換できるようになりますし、グダグダと余計なことを書いている部分を読み飛ばせたりするので逆に速読に繋がります。
以上のような方法で興味を広げていければこっちのもん。本屋に行ったときは、タイトルを脳内変換して、おもしろいまとめを買うみたいなテンションで買って、読んでけばどんどん知識を吸収していけちゃいます。いわゆる勉強系の本でも、脳内変換である程度抽象化して覚えて、疑問に思った部分を潰してくという方法が一番効果があると思っています。
みなさんもぜひ試してみてください。




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僕も学生の頃は勉強があまり好きではありませんでしたし、読書というと小説ばかり読んでました。
ただ、大学3年の夏ころに突然変異を起こしました。月に1冊程度だった読書量が最低20冊は読む中級読書家になりました。読書が楽しくなり、頭にすんなり入ってくるようになったのです。その突然変異した方法を今回教えたいと思います。
|得をするために読む
まず一番大事なことは、知識を得たいという感情です。そう言うととても高貴な感情に思えてしまうかもしれませんが、違います。
簡単に言うと”得をしたい”という感情です。
情報や知識はお金に変わるということをまず認識しましょう。
例えば、投資の世界ではインサイダー取引をすると罰せられてしまいます。それの理由はある特定の人や集団しか知らない情報によって株価を操作して簡単に儲ける方法を禁じて、不公平が出てしまうことを防ぐためのものです。
言い換えると世の中に少なからず影響を及ぼす情報というのはお金に変わるのです。最近では「情弱」という言葉がネット上でよく聞かれるようになりました。情報というものはそれぞれ価値を持っていて、「知らない=損をする」という図式が一般的になってきていると思います。
|モチベーションを長続きさせる方法
それでは、知識を得たいという感情を長続きさせるためにはどうすればいいのでしょうか。
その方法は、知識が豊富でかっこいいと思える理想像をしっかり捉えることだと思います。有名なブロガーをお手本にするのでもいいですし、外資系コンサルみたいにいかにも頭の良さそうな人をお手本にするのもいいと思います。
最近では、ブログやTwitterで自分の持っている知識をひけらかしてくれるひとが多いので、自分にぴったりの理想像を見つけることは容易だと思います。
同時に本選びも重要です。
モチベーションが整っても、いきなり難解な本を読んでしまうと理解出来ないのは当然です。もちろん自分のレベルにあった本を選ぶのは当然大事なことです。
モチベーションも整った。
Amazonのレビューを見て自分のレベルにあった本も購入した。
それでも頭に入ってこないってこともあります。
次から、このエントリーの真髄である「簡単に頭に入ってくる」ためのコツを教えたいと思います。
|VIPをみるように読む
は?と思われるかもしれませんが大真面目です。VIPとは2chの掲示板サイトのことです。そのなかで面白いやりとりがあると、はてぶのエントリーに載ったりするのはご存知かと思います。
ちなみに僕が最近おもしろいなと思ったまとめはこちら
10億稼ぐのに必要な知識を大学受験に必要な科目で解説するよ。
外資系ファンドで採用担当してたけど質問ある?
やはりはてブにのるくらいのまとめは面白いものが多いです。何が面白いかというと「自分が経験したことのないことを経験したことに対する興味」であったり、「お金を稼いだ人に対する興味」であったりを満たしてくれるからだと思います。でもそういう情報というのはVIPよりも本のほうが多く出てるわけです。
ちなみに僕の最近読んだ面白い本はこちら
ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験
世紀の空売り
|VIP風、脳内変換方法
本になるとなんか堅苦しい感じがしますね。なのでまずはタイトルから上に紹介したものを参考にスレタイトル風に変換してしまいましょう 。
ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 →
宇宙飛行士の選抜試験受けてきたんだけど質問ある?
世紀の空売り→
金融危機の時、100億稼いだ方法を解説するよ。
ぐっと興味をそそるものになりましたね。ちなみにこの方法はタイトルだけでなく目次の部分でも活用できます。なので、目次をパラパラと読んで脳内変換して興味のあるものが多ければ読んでみる価値があるかもしれません。
それでは中身も脳内変換してく方法を教えましょう。
|必要な脳内wordは「kwsk」
kwskとは「詳しく」のVIP語です。本にしろスレにしろ書かれた内容に興味があると詳細を知りたいと思うものです。自分の中でkwskを適宜挟んでいくことで、自分はこの本でこの点についてもっと知りたいと意識できるようになります。本を読んでいると一方的なやりとりになってしまいがちですが、自分でツッコミを入れながら読む癖をつけましょう。
簡単な例を示しましょう。例えばこういった文章の場合
最近、日本国内でもさまざまな場面で「スマートグリッド」という言葉が用いられるようになりました。新聞紙上にも、ほとんど毎日のように関連する話題が載っています。しかし私は、「スマートグリッド革命」の本質がしっかり議論されていないと感じています。 次世代電力ネットワークの設備と言っても、それは電力会社に関係することで自分にはあまり関係がないというのが一般の人々の意識だと思われます。いまのところ、単に「家庭にスマートメーターが設置されたり、環境エネルギー分野において新しいベンチャー企業が登場したりする」といった話が多いためか、企業やビジネスマンにとっても、関係する業種以外のところでは、自らの企業戦略やビジネス基盤に影響する大きな事象だという感覚が必ずしも共有されているわけではないように感じられます。 スマートグリッド革命――エネルギー・ウェブの時代 より抜粋 |
まずはタイトルの変換。そして本文も変換していきます。
スマートグリッド革命→ スマグリっておまえら全然わかってないから説明してやるよ。 最近、「スマグリ」とかよく聞くよな。ただ俺からしてみると新聞とかニュースとか全然わかってねーよ。だいたい一般的な感覚で言うとスマートメーターとかいっても家建てるわけじゃないから自分で設置しようと思わないし、投資してるわけでもないから環境エネルギー系のベンチャーが登場するとかどうでもいいじゃん。でも正直なところ将来自分達にもけっこー関係ある部分が多いんだけど、それが全然共有されてないわけ。 |
最後の部分で、「将来自分たちにもけっこー関係ある部分が多いってところをkwsk」と思うわけです。そこで、ぱらぱらとその後ろを読んでいくとその答えの書き始めに出会います。
「ユーエネルギー」のパラダイムの下では、供給サイドから需要サイドへのパワーシフトが起こり、誰もがエネルギーを作り消費する主体、すなわちアルビン・トフラーの言った「プロシューマー」(生産消費者)となります。 |
ここからまた脳内変換をして、疑問を持って、またその答えを探してと読んでいくというわけです。
自分の中にで発せられる「kwsk」にタイミングよく答えてくれる本は自分と相性のいい本です。
別にkwskと思った次のセンテンスにその答えが書いてなくても目次に戻ってその内容が書いてありそうな部分にそのまま飛んでしまえばいいんです。かなり読み飛ばしても問題ありません。大切なのは読書中も興味を保ち続けることです。読み飛ばした部分は一回最後まで読み終えた後にまだ残ってる疑問や単純に興味をもつ部分だけ読めば問題ありません。
全然kwskと思った部分に答えてくれない本やだらだらと書かれている本は、「クソ本」というレッテルを張って捨ててしまいましょう。本を買うお金よりも失う時間の方が勿体無いです。
|速読の効果も
この方法だと読んでから変換するから読むの遅くなるんじゃないかと思うかもしれませんが、慣れてくれば読みながら次々と変換できるようになりますし、グダグダと余計なことを書いている部分を読み飛ばせたりするので逆に速読に繋がります。
以上のような方法で興味を広げていければこっちのもん。本屋に行ったときは、タイトルを脳内変換して、おもしろいまとめを買うみたいなテンションで買って、読んでけばどんどん知識を吸収していけちゃいます。いわゆる勉強系の本でも、脳内変換である程度抽象化して覚えて、疑問に思った部分を潰してくという方法が一番効果があると思っています。
みなさんもぜひ試してみてください。




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