拝金 一ヶ月くらい前に読了していたんだけど、書評してなかったので。小説なのでネタバレしない程度に。 描かれている時代がホリエモン自身、IT業界の先頭をきっていた頃の話なので非常にリアリティのある仕上がりになっています。フィクションという設定ですが半分はノンフィクションなのではないでしょうか。 なんせホリエモン自身が当事者なので、ほぼ取材なしでこの小説は書かれたのだと想像します。 内容もスピード感のあるものに出来上がっていて、軽い気持ちでさらっと読めてしまうのではないでしょうか。 この小説にでてくる”おっさん”は実在したのかとよく質問されていますが、”おっさん”は存在せず自分とダブらせている部分があるとのことでした。 IT業界に携わっている人に限らず、起業したい人、財を成したい人、お金持ちの実態を知りたい人、すべての人が楽しめる小説ではないでしょうか。 金持ちになるまでのサクセスストーリー。 実際に成功を収めている本人が書いているので、ヘンな自己啓発本なんかを読むより100倍有益だと僕は思います。 ぜひ一読を。