日本のプログラマやSEの社会的イメージは非常に悪い。下請企業もといブラック企業と言われたり、3K(汚い・きつい・危険)と揶揄されたりと、いわゆる”社畜”のイメージが付きまとう。しかし、外資系の企業はどうだろう。Google、Appleといった企業で働いているエンジニアはとてもクリエイティブで楽しそうなイメージがある。もちろん、外資系企業で非常に優秀な方でも日本の(一般的な)エンジニア並に長時間労働・休日出勤はざらにあると思うのだが、社畜的な"汚さ"といった物はあまり感じられない。その理由について述べた中島聡氏の記事がこちらだ。

なぜ日本のソフトウェアが世界で通用しないのか

つまり、いわゆるシリコンバレー企業はVC等の投資家からお金を借りて事業を開始している。お金を貸す側としては当然リターンを求めるわけで、事業計画やどんな社員がいるのかということに気を使うのは当然である。そのため、創業当時から優秀なエンジニアが集まる傾向にある。また、シリコンバレーでは企業の新陳代謝が活発でエンジニアが別の企業に移動するということは前にいた企業のノウハウや技術を持ってい移動するわけで、知識の共有が進みやすい。それに比べて日本はITゼネコンに代表されるように国家主導でITを推し進めて言った結果、”新しい価値を生み出す”のではなく”設計書通りにプログラムを作る”といった建築と似た構造が確立してしまった。それに加えて、技術の専門性を重視しなかったので今でも文系・プログラムを組んだことがない人でもプログラマやSEとして企業に就職できたりしてしまう。その労働は人月という計算方法で非常に定量的に評価されてしまうため、新しい社会的価値を生み出すということはあまりない。
 
しかし、そういった日本のプログラマは人月という計算方法のせいで常に価格競争に追われ、中国やインド等の安い労働力とも競わなければならない。そうなってくると今後10年後という展望で考えると、専門性に欠ける文系初心者プログラマに未来は殆ど無いと言っていい。 ある程度技術を身につけてiPhoneアプリを作る会社を作って一攫千金と考える人もいるかも知れないが、こちらの価格競争はもっと激しい上に10万ダウンロード以上はないと採算をとるのは厳しいという話もある。さらに、iPhoneアプリ市場はAppleの計らいによって参入障壁が非常に低く、売れるアプリが3ヶ月後には全く売れないといった現象も珍しくないため(むしろ普通)、コンスタントに売れるアプリを作成し続ける必要があるのだ。

価格競争に陥らないプログラマになるためには自ら設計ができるのはもちろんのこと経営的な知識や他国のプログラマに支持するための英語力が必須になる。もし、以上の条件が何一つクリアしてないとなると今からスタートしないと間に合わない時期まできている。熟す自身がない若者はむしろ転職したほうがいいのではないかと思うほどである。その基礎的な知識を学ぶためには先ほど上げた中島聡氏のメルマガはかなり有益なので、ぜひ購読してはどうだろうか。

週刊 life is beautiful

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