映画評なんて久しくしていませんでしたが。

酔っ払った勢いと明日休みという妙なテンションで先週の金曜にみました。2回目です。

僕は学生時代、京都に住んでいたので大阪に行く際なんかは阪急電車を何度も利用したことがあります。映画に出てくる沿線を利用したことは多分ありませんが。

映画の構成としては、ヒューマン映画版の呪怨といったらわかりやすいでしょうか。いろんな人のストーリーが個別に展開されていき、それが最後にはつながるといった流れになている。

劇中で「人はそれぞれやりきれない思いを抱えて生きている。死ぬほど辛くはないが、誰にも相談をすることもできずにいる」といったセリフを聞いたときは思わず涙モノでした。学生の頃とかは良い意味で理想的な将来しか思い描いていませんでしたが、やはり人生は自分の怠惰も含めて失敗ばかりで小さな悩みがつきません。ネットを開けば同年代の人達がたくさん活躍されていてそのギャップに辟易したりするものです。しかし、それこそが人生であって折り合いをつけていくしか無いしそこから幸せが生まれていくのだと最近は思っています。

話は変わりますが、なんといってもこの映画は戸田恵梨香が良いです。

いままで、映画でもドラマでもことごとく戸田恵梨香が出演しているものにハマっている僕が導きだした答えは「戸田恵梨香が出ているものに間違いない」。

ライアーゲーム、BOSS、specとかもう色々やばいです。一話当たり平均3回は見ていますね。

現在考察中で明確な答えはでてないのですが本当に不思議な魅力を持っています。たまに雑誌にのっている写真とかをみたりするのですが、静止画ではまったくぴんとこないですね。やはり声とか演技とかに魅力があるのだと思います。

まだ観たことない人はぜひ。深夜の少し疲れた頭で観るのがおすすめです。


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