前回からの続きです。


さて、今回は「ITコンサルタント」に焦点を絞ってみたいと思います。

ITコンサルタントを目指そうと考えると
「SEとITコンサルは何が違うの?」 
という疑問によくぶつかります。

この質問をITコンサルの人に聞くと
「SEはシステムに関することを中心にしているがITコンサルは業務や経営的な視点から物事を考える」
といったような答えが返ってきます。

SEの人に聞くと
「やっていることはSEとあまり変わらない」
といった答えが返ってきます。

僕の主観だと両者の主張はどちらも半分合っていて半分間違っています。
なぜかというと、それぞれのファームによって請け負う業務が微妙に異なっているからです。

つまり、SEよりの案件を請け負うファームもあれば業務支援や経営改善よりの案件を請け負うファームもあるからです。

前者はアクセンチュアとかアビームコンサルティングが当てはまり、後者はマッキンゼーのIT担当が当てはまります。

両者は似たようで、必要なスキルが全く違ってきますので、
実際に入る前にその会社がどういった領域の案件を受け持っているのか注意する必要があるのが
ITコンサルタントです。