違法ダウンロードが問題になってるこの頃ですが、ウィニーの開発者の裁判も最高裁で無罪判決が出たようですね。
世間が、著作権の認識を変えるきっかけになりそうです。
そもそも音楽業界がいくら騒ぎ立てたとしても違法ダウンロード(現在では違法)はなくなるはずがありません。
未成年が飲酒してはいけないというくらいたいして意味のない法律です。
こうした状況を逆手に取れる人たちもいます。
プロとアマチュアの垣根が少し取り払われます。
また、アーティストはCD作りよりも、ライブ活動等に力を入れることでしょう。
むしろ大々的に無料で配って宣伝して、ライブに呼んだほうが収益が上がります。
やはり、音楽業界もご年配の人が多いせいか、このフリーという概念を使いこなせていないんですね。
映画だって、DVDで収益上げるよりいっそのことアバターみたいにDVDは出さないと宣言して、劇場に足を運んでもらうほうが収益が上がるかもしれませんし、より、劇場に特化するような作品(3Dだとか)を作るようになるでしょう。
世の中は技術によって変わっていきます。音楽や映画などデジタル化された情報はもはや、調達コストがほとんどかかりません。
そこで、どのような態度をとるかが問題です。
進化史ではより強い生物ではなく、より変化に柔軟な生物が生き残ってきました。
ビジネスにおいてもそれは適用されるのではないでしょうか。