この前、映画「2012」を観てきました。
予想通り、自然災害の中で家族の絆や愛を確かめ合う・・・的な映画でした。
個人的には、こういった映画好きです。
映画を見に行く目的の一つに”大迫力の音と映像を楽しむ”があるので、その点に関しては大満足でした。
そんな映画の中で、考えさせられる場面が一つ。
大規模な地殻変動が起きて、津波が発生し、政府が用意した巨大な船に乗り込まなければ命は助からない状況になります。しかし、定員があり、その船に乗るためには将来有望な科学者や政治家・大富豪しか乗れないのです。
津波が迫っている状況で船に乗りたいがために群がる人々を見て、危険を犯して船に乗せるか、はたまた定員に達している船に乗せるのは危険なのでそのまま見捨てるかの判断に迫られます。
確かに、見捨てずに助ける方が感動もあるし、正義という感じがします。
でも、私は違和感を感じました。
個のために全体を危険に犯すのは良いことなのか。
もし、津波が来てしまったら船の乗客全員が死んでしまう可能性もあります。
しかし、個にも生きたいという願望があります。
時に個は全体を危険に犯してまでも生きようとすることがあるのだなと思いました。
人間の細胞でもこの現象はあります。
細胞は生きるために腫瘍等を殺しはしません。
しかし、その細胞が引き金となり、その人自体に命の危険が伴うことがあります。
今の政治でも同じではないでしょうか。
生き残るために国民全体を危険に犯している鳩山さん・・・
日米同盟は崩壊したも同然ですね。
話は変わってしまいましたが、欲に満ちた個は何をするかわからないという一つの教訓です。
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