「数に強くなる」畑村洋太郎 読みました。このお方、相当な数マニアのようで、数に対してのただならぬ愛情のようなものを感じられる一冊です。 人は知らず知らずのうちに、それぞれの数に対して異なった印象を持ってる。 一番わかりやすい例はラッキー7といわれる7や不吉な印象を持つ4とかだろう。 そうやって印象の良い数と悪い数を分類すると、良い数は公約数を多く持つ数字である場合が多く、悪い数は素数が多くなる。 それを利用して、計算をしやすくする方法も紹介していた。 17×18の場合 印象として18は20になりたがってる(きりが良いため) そこでおもいきって17×20をして340として、340から0を消して34を作り、340-34=306というように導き出す、といった要領だ。 この感覚を養えば暗算が容易になるだろう。 そして著者曰く、数の感覚を磨くには何でも定量的に捉える思考の訓練が必要だと言う。 数字は世界共通言語である。これからのグローバル社会を生き抜くには、数字とITと英語の言語をマスターすることが必須であるように思える。
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