立ち読みで失礼。 本書のエッセンスは決弾や弾言で読んだことあるものばかりであったが、新しい発見もいくつかあった。 小飼弾は相当な読書家である。 まさに、行動は習慣を作り習慣は人格を作り人格は人生を作るを読書で実現してるように思えた。 2割仕事をして8割遊べという彼の思想はぜひ実践したい。 どうやって時間を使うかより、どうやって時間を作るか考えた方が効率が高い。 閑話休題 株価と金利についておさらいしたい。 株価と金利は連動する。例えば株価が上がれば金利は下がる。(理論上) 投資の対象に預金と株があって、金利が3%で株の配当が5%だとしたら、株を買うだろう。(リスクは考慮しない) すると株の値段が高くなっていく。配当は株主総会で年に一回しか決まらないから、株価がいままでの倍になると利回りが下がる。そうなると相対的に金利が高くなり、みんなは預金に回すようになる。すると株が安くなる… 最終的に金利と株価は均衡するのである。 つまり、マーケットにおりこまれる。 これを利用して中央銀行が金利を操作してコントロールすることがある。 数字で解説 金利3%だとしたら100円預けると103円になる。 株の配当が5円だとしたら100円預けると105円になる。 株の方が得なので株が人気になり株価が上がる。 株価が200円になると配当が5円なので、利回りは2.5%。 つまり金利の方が相対的に得になるので預金が人気になり株価が下がる。 そうやって市場は全ての情報を組み込んで最適値に落ち着く。 実際の市場では預金と株の他に選択司があるのし、株にはリスクプレミアムがつくのでこれよりも複雑になる。
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