オバマさんが核なき世界を目指して、各国と交渉しているのを最近ニュースでよく取り上げられますね。しかし、それよりも身近で恐ろしい殺人兵器を私は知っています。
それは、自動車です。
日本では毎年1万人近くが交通事故でなくなり、100万人ほどが交通事故に遭っています。そして世界では120万人のひとが交通事故で毎年命を落としています。これは明らかに核よりも多くの人を殺しています。しかも善良な市民が善良な市民を悪意もなく殺してしまうのです。
仮に核をなくすと過程して、その方法はふたつしかありません。
それは、全員が同時に核を捨てることです。しかし、国同士がそんなに信頼しあっているとは到底思えません。ライアーゲームのエデンの園ゲーム状態です。
もうひとつの方法はヒトのグローバル化を推し進めることです。自分の国の人がたくさんいる国に対しては核は発射できません。
お互い銃を構えていたら対等に取引できますが、単純に突きつけられていたら相手の条件を飲むしかありません。日本が核をもっていないのにある程度安全なのはアメリアが日米安保で守ってくれているからです。そんなアメリカを手荒に扱う鳩山首相は友愛と言いつつ国民を危険にさらそうとしているようなものです。
ここで何を言いたかったかというと、「自動車は危険なのでみなさん乗るのをやめましょう」というようなまるで環境保護主義のような能のない話をしたかったのではありません。
物事を感情で考えすぎずに色々な側面で考える重要性を強調したかったのです。
自動車はたくさんの人を殺していますが、明日全ての自動車がなくなれば世界の経済は混乱します。
核はたくさんの人を恐怖に陥れますが、明日すべての核がなくなったら世界の情勢は混乱します。
しかし、やはり自動車は環境にも良くないし事故は耐えません。
やはり核も世界の平和を脅かすものです。
大事なのは物自体ではなく利用方法やその仕組です。
良い悪いと単純に決めつけるのではなく、どうやったら良くなるかというポジティブな思考が世の中をより良くしていくと私は思います。
Tough Broad http://www.toughbroad.org/