ITコンサルジャンキー

ITコンサルが日々感じたことをネタにしたりしてます

2009年10月

ばらまき政策

  
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定額給付金が配られたのは記憶に新しい。大方の印象はお金が配られてラッキーと言ったところだろう。確かに所得税とかを払っていない学生とかからしたらお小遣いのようなものだろう。しかし、元は税金。国が国民から税金として金を徴収して、そのお金をばらまくことをしているのである。まさに一人二役と言ったところだろう。それによって、ばらまきした政治家は国民から感謝され、人気を勝ち取ることができる。 また配る過程で多くの税金が使われる。まさに無駄遣いといったところだろう。 本当にばら撒くことで経済的な効果があるのか。私としてはあまり効果ないのではと思う。 まず第一に配られたお金が消費に使わなければ意味がない。そのわりには給付される額が少ないように思える。 次に、給付するにはたくさんのコストがかかっており、それも税金でまかなわれているため効率が悪い。 しかし、これらの意見とは逆接的に埋蔵金を使う機会としてはかっこうであるようにも感じる。 結局丸投げになってしまうが、効率良く給付されるシステムを構築すれば、こういった政策にももっと意義がでてくるだろう。

さらば財務省 髙橋洋一

  
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やはり高橋洋一さんは優秀なお方ですね。
いま「さらば財務省」読んでます。読み終わったらまた書評します。
同時並行でこちらも読んでます。
バカヤロー経済学
今更聞けない基本的なことも分かりやすく書かれていて、かつ対話形式で読みやすい。
経済を理解したい人には必読だね。
人生はゲームだ、と捉えたら生きやすいのではと思い、思考実験してみました。
このゲームのエンディングは死であるが、度々、中ボスが現れる。
この中ボスを人生では目標達成ということにしておこう。
中ボスは、その時点においては最も強い敵である。
ゲームオーバーになる可能性もあるが、再チャレンジが可能である。
120%の力を出して倒せるレベルがゲームでも面白い。
そしてまた次の中ボスに出会う為の旅が始まる。
アイテムを増やしたりレベルを上げたりする。
ここで確認しておくが、このゲームの目的は何か?
それは次々、敵(目標)を倒していくことである。また人生でもゲームでも中ボスのところまでの道も歩んで行かなければならない。
それが人生の目的になる。
何の為に生きてるかわからないという発言が如何に不毛であるか。
ゲームの主人公に目的を問うてもいけない。常にあなたはゲーム(人生)から問われている立場なのだから。
ゲームではレベルアップの為の敵が不可欠である。敵であり、なくてはならない存在。
人生でも様々な障壁や嫌いなやつが現れる。しかし、そういったものを憎むのはどうかと思う。
なぜなら必要な存在だから。
最善の行動は、倒して仲間に入れたり自分のレベルアップにつなげることである。
障壁は楽しいことである。
このように考えると生きやすくなるだろう。
ゲームと人生は違うと主張する人もいるかもしれないが、私の意見はこうである。
どちらも幻想の世界でできている。
この本は名作
神との対話

小飼弾 弾言

  
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小飼弾さんの著書「弾言」読みました。
iPhoneアプリバージョンで。
自分を企業のバランスシートに見立てて分析する方法を紹介している。
物事を徹底的にカネ化して捉えて理解しやすくする工夫が素晴らしい。
お金や人とのバランスで悩んだりしている人は必読だと思います。
iPhoneアプリで初読書だったのだが読みやすくて気にいった。
この方法なら書籍を持ち運ぶ必要もないし、より隙間時間を有効活用できる読書法ですね。
次は「決弾」もダウンロードしてみよう。

カイジ観てきました。

  
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ちょっと前のことなんですが映画「カイジー人生逆転ゲームー」観てきました。

最近は圧倒的に洋画よりも邦画を見てるなー。やっぱり出演者が知っている人のほうが面白いですね。。

洋画とか見てるとたまに誰が誰だかさっぱりわからなくなるし・・・

肝心の感想はというと、ストーリーは原作が漫画であるために、有り得ない感じですが、その中での心境とかは同意できる部分が多いのではないでしょうか。特に20代の人には胸が痛くなるセリフが多かったように思える。

「いつか成功する。今は本気を出していないだけ。。」という言い訳を自分に言ってしまうことはあるんじゃないかな。

人間の脳は苦痛から逃れるようにできていて、この言い訳はある意味で自己防衛であるわけで。

ある調査によると現実的に物事を捉える人は、鬱になる傾向があるらしい。

適度な楽観は健康にもいいのだ。

しかし、、、自己防衛が自己成長の妨げにもなることもあるんだよね。

人間変わるには大きな失敗や事故などのイベントが必要とよく言われる。

でも、そんな失敗はしたくないし今でも十分生きていけるからいいやという風に結論付けてしまうんですね。

自分なりの結論は ・失敗を失敗と捉えずに過程だと考える

・好きなことを思い切りやる

に尽きると思う。非常に安っぽいまとめ方だけど・・・

人はしなければいけないことを続けるほど忍耐強くないですから。ダイエットがいい例。。

しなければいけないことをやりたいこと楽しいことに変換する能力が高い人が成功するのかもしれませんね。

今度、マンガも読んでみよう。 あ、あとアニメもやってたらしいです。

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最近読んだ本

  
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最近になって急に寒くなってきましたね。

京都では最高気温が22℃くらいまで下がっています。1ヶ月前は普通に真夏日とかあったのになぁ・・・

毎年思うんですけど、同じ22℃でも春のときと秋のときでは感じ方が違う気がする。

おそらく体が順応していないからなんでしょうね。

人間の感覚って慣れに大きく左右される例のひとつではないだろうか。

最近読んだ本の中に面白いものがあったので紹介します。

経済は感情で動く―― はじめての行動経済学

簡単に言えば、”人間の感覚なんていい加減さ”っていうことです。そもそも投資を考える場合、ギャンブルのように直感でやるのではな(データに沿ってやる方もたくさんいらっしゃるかもしれませんが)データを下に合理的に考えるほうが利益を上げる確立は高くなります。しかし、人間の脳は単純ではないので理性と感情がせめぎあって、時にあまり合理的ではない投資をしてしまうことが多々あります。しかも本人はそのトラップに気付いていない場合が多いと・・・

コイントスを例に考えよう。

基本的に表・裏それぞれが出る確率は50%ずつです。これは大数の法則によるものでコインに細工でもしていない限り投げ続ければ、各々が出る確率は50%に近づいていきます。しかし、これは相当数投げなければ得られない結果なのです。たまたま表が3回連続出た時、感覚としては”次はさすがに裏が来るだろう”と予想します。でも、冷静に考えると次に裏が出る確率は50%なのです。無意識のうちに裏が出る確率を上げてしまう・・・そのようなことを脳は勝手に考えてしまうから大変です。

その他にも色々な脳のトラップを紹介しています。

これを理解すれば、より利益を上げれる合理的な人間になれるかもしれませんね。ただ私としては翻訳がちょっと・・・あれ?翻訳サイトで訳した??みたいな部分が少々あります。

まぁ、そこは支障のない範囲なんで良いんだけど。

そういえば、この本とリンクするような内容の映画があったのでそれも紹介しときます。

ラスベガスをぶっつぶせ

ほんと邦題って面白いよね。ビートルズの邦題なんかも恥ずかしいようなのいっぱいあるしね。あれって誰が考えてるんだろう。

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