ITコンサルジャンキー

ITコンサルが日々感じたことをネタにしたりしてます

2010年01月

自己啓発なるもの

  
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自分が考えていることを考えるといかに、一貫性が無いか。やはり大前提としては、”すべては状況次第”と言うことでしょう。そして、状況が変わっても自分の信念を変えず物事を対処するか、柔軟に対応するかも状況次第。状況と言うか自分の気持ですね。どちらが良い悪いの判断は結果を見ないとできません。しかし、結果も短期的な結果と長期的な結果があるので地点地点での判断しかできません。 こう考えていくと、堕落的に見える懐疑論も意外と納得出来るものです。わからないものは考えずに、心を惑わされないようにするのもひとつのテクニックですね。 まずは、基本的な自分の軸を考えましょう。レッテル化はあまり好きではありませんが、楽観主義者だとか懐疑主義者だとか基本的な自分の正確にあったスタンスを決めるのが重要です。決める方法は”どの思考法が一番心地よく感じるか”だと思います。考え方は日々変わっていくものなので、その都度チェックして行きましょう。ちなみに私は幼少の頃は極度の悲観主義で、その後は楽観主義になり、それが最大に強まったあと、現在では楽観主義と現実主義の混合といったところでしょうか。

不合理のようで合理的な鳩山政権

  
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民主党の政策がパッとしないと嘆く人が多いこの頃。 鳩山政権を科学する 高橋洋一 竹内薫 を読んだら、そういった印象を少しは変えることができるように思えます。 もちろん私たちに国民目線で見たら、民主党政権は矛盾だらけです。 しかし、鳩山さんの目線に立つと驚くほど合理的な政策に思えてきました。 もちろん政治は国民のためにするものです。 サービス業をしている人はお客さまのために働くのが当たり前です。 しかし、その中には上司との関係や嫌いな同僚、派閥が存在し純粋にお客さまのためにという部分が妨げられる部分が多々あります。 政治もこれと同じ。 もちろんそういった関係をすぐにクリアするべきなのでしょうが、きれいごとだけではうまく行きません。 なぜなら政治を動かすためには選挙に勝たなくてはならないからです。 選挙に勝つためには大衆の意見を尊重しなければなりません。 選挙においての大衆とは、高齢者や団結力が強い集団とかのことです。 それらの権力があるために政策が多くの国民にとって不合理になってしまいます。 なぜなら多くの国民はフィーリングでしか政治を判断でけないからです。 明らかに中長期的な判断力が欠けてます。 ギャンブルにはまって借金をしてしまう人のようなものです。 借金をすれば一時的にはお金が増えますが、その後はより大きな負債をかせられるはめになります。 我々国民が政治家の甘い言葉にのせられないための知識を身につけなければなりません。 そのための知識は次回以降。

空気を読むな、本を読め 小飼弾

  
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立ち読みで失礼。 本書のエッセンスは決弾や弾言で読んだことあるものばかりであったが、新しい発見もいくつかあった。 小飼弾は相当な読書家である。 まさに、行動は習慣を作り習慣は人格を作り人格は人生を作るを読書で実現してるように思えた。 2割仕事をして8割遊べという彼の思想はぜひ実践したい。 どうやって時間を使うかより、どうやって時間を作るか考えた方が効率が高い。 閑話休題 株価と金利についておさらいしたい。 株価と金利は連動する。例えば株価が上がれば金利は下がる。(理論上) 投資の対象に預金と株があって、金利が3%で株の配当が5%だとしたら、株を買うだろう。(リスクは考慮しない) すると株の値段が高くなっていく。配当は株主総会で年に一回しか決まらないから、株価がいままでの倍になると利回りが下がる。そうなると相対的に金利が高くなり、みんなは預金に回すようになる。すると株が安くなる… 最終的に金利と株価は均衡するのである。 つまり、マーケットにおりこまれる。 これを利用して中央銀行が金利を操作してコントロールすることがある。 数字で解説 金利3%だとしたら100円預けると103円になる。 株の配当が5円だとしたら100円預けると105円になる。 株の方が得なので株が人気になり株価が上がる。 株価が200円になると配当が5円なので、利回りは2.5%。 つまり金利の方が相対的に得になるので預金が人気になり株価が下がる。 そうやって市場は全ての情報を組み込んで最適値に落ち着く。 実際の市場では預金と株の他に選択司があるのし、株にはリスクプレミアムがつくのでこれよりも複雑になる。
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