ITコンサルジャンキー

ITコンサルが日々感じたことをネタにしたりしてます

2010年12月

正月休みに読む本

  
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休みの日は読書に限りますね。

日本刀ハンドブック (目の眼ハンドブック)


27歳知識ゼロからの25分でわかる決算書入門

今さら聞けないクラウドの常識・非常識 (新書y 223)

本は、これから (岩波新書)
残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

図解いちばん面白い日本国債入門


スウェーデン・パラドックス


起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと


宇宙を解く壮大な10の実験


子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)


新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く


日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか


人間らしさとはなにか?―人間のユニークさを明かす科学の最前線

今年の読んだ本ベスト10

  
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今年ももう締めくくりなので、今年の読んだ本で特に面白かったベスト10を紹介したいと思います。
10冊並べてみて感じたのは、今年はiPhoneアプリで読む本が多かったなぁということと、毎年信じられないくらい面白い本が出てきているなということです。
また、本を読んで人生が変わるのを身を持って体験した年であったと思います。
気になるのがあったら、ぜひ正月休みに読んでみてください。

成毛本ですね。一番最初に読んだときは、まだ学生だったのでそこそこかなあと思ったのですが、社会人になって読んでみると、面白さにはまってしまいました。今年一番読んだ本だと思います。ちなみに僕はiPhoneアプリで読んでいます。

拝金
今年売れに売れたホリエモンの小説です。小説は時間コストの関係で全く読まなくなってしまった僕ですが、興味をそそられて読んでみたら、処女作とは思えない出来で、非常に面白かったです。独特のスピード感と随所に散らばっている起業に役に立つ要素が相まって、素晴らしい小説に出来上がっています。


僕には全く役に立つ本ではないですが、雑学心をくすぐられる良い本でした。大人になると、読書=勉強になってしまって、読書に対する目的意識を強く持ち過ぎている気がします。そういった読書に一石投じる意味も含めて、選ばせてもらいました。

経済本の中で一番面白かった本です。データや論理が丁寧に書かれているので、金融系や経済ブロガー以外の方でも一般教養として読みやすい本ではないでしょうか。この程度の最低限の知識は、政治関係者にも持っててもらいたいものです。

クオンツは、数式とか使って株の動向を読んで投資戦略とか金融商品を考え出す人をいいます。リーマンを皮切りに始まった世界同時不況の本は腐るほど出ていますが、クオンツに焦点を当てた独自の視点で書かれた読み物で、正月休みに楽しむにはぴったりの本だと思います。

いわゆる自己啓発本の類ですが、他の本とは一線を画しています。これからの働き方として、必読書であると思います。

新書がベスト (ベスト新書)
間違いなく今年出た新書の中ではベスト1です。食える読書を実践している小飼氏が惜しみなく、読書法を書いています。出版社ごとの社評も新鮮で面白いです。

本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)
新書がベストと兄弟関係のような本です。多読家の成毛氏の今までのキャリアがあるのは、間違いなく読書によるものなのだと実感できる本になっています。

どんな業界でも通用する”成功する方法”が書かれています。隠れ秀逸本で、実はあんまり紹介したくなかったり。。。

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)
前著、知性の限界よりとセットで読むと面白いです。もちろん1冊でも十分楽しめます。というか、紹介いらずの有名本ですね。

 

従業員7人の「つばめや」が成功したたった1年で5000万円売り上げを伸ばす仕組み 書評

  
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冒頭で著者がこう言っている。

必ず1,400円以上、「回収」していただきます

この言葉は、本書を読み進めるほど説得力が増してくる。
確かに、この本に書いてある事を忠実にある程度、継続して行えば一定の成果を上げることが出来るだろう。
最近では、こんな本が出版された。

ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である

まず考えて欲しいのは、インターネットがどういう形で繁栄していったかということである。インターネットは知の集積なしに成功はなかった。GoogleやYahoo!といった検索エンジンは、無秩序にネット上に広がった”知”があったからこそ成功したのだ。
その成功例をミクロコスモスで実践する為には、やはりある程度の知を集積させる継続力が不可欠である。それが、ブログやTwitter、Facebookなどである。

そういったツールを使って、売上や知名度を上げる近道となるハウツーが本書で紹介されている。詳細まで書かれていて、過保護感が否めないが、それこそまさに、つばめやが成功した理由だろう。

アフェリエイターや個人ブロガーもぜひ読んでもらいたい1冊です。

装丁の仕事 画評

  
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数ヶ月前の情熱大陸で、装丁家の名久井直子さんの特集を観て以来、本の表紙を眺めるのが楽しくなってしまった。僕は月に30冊以上は本を読むそこそこの読書家なのだが、本の装丁は以前まで何となくでしか眺める事がなかった。
灯台下暗しとはまさにこのことだろう。こんなにも心躍る”カタログ”を見たのは久しぶりだ。julius2009SS以来だろうか。
装丁の仕事169人は、装丁を楽しむと同等以上に 欲しい本を探すのに役に立つ。
やはり、目を惹かれるのは小説の装丁である。時間コストの関係で小説を読むことを断念している僕にとっては、なんとも悩ましいものである。読まなくても良いから、眺めるように買っても良いと思えるくらいだ。
電子書籍の波が押し寄せる今だからこそ、装丁の真価が問われると思うとわくわくする。 

AppleTVとiPadとiPhoneの連携っぷり

  
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先週、少し遅れ気味でAppleTVを買いました。

ひと通り触ってみた感想としては、「買わない手はない」ということである。

家電の中で圧倒的な使用率を誇るTVが今まで、その存在感故に孤立していたことは否めない。しかし、AppleTVという粋な仲介役をかませることで、全てが繋がる感覚を味わうことができるだろう。

クリスマスも近づいている、今日この頃。
僕は目覚めた瞬間、無性にクリスマスソングが聞きたくなった。

枕元に置いてあるiPadに手を伸ばし、iTunesのアプリを選択してクリスマスソングを検索する。その中には、クリスマスの定番ソングを収録しているアルバムの大半が1,000円以下で用意されている。いくつかのアルバムを視聴してお気に入りを見つけた僕は、すぐさま購入した。

そして、テレビを付け、かつてのiPod nanoと似た形をしたリモコンに手を伸ばす。iPadで先ほど購入した音楽を再生する。すると、iPadの少し質の悪いスピーカーからではなく、大画面テレビの良質なスピーカーから冬の朝に心地の良い「ラストクリスマス」のメロディーが流れ出す。

それだけでは終わらない。そのままiPadの写真を開き、iPhone4で撮影したきれいな写真たちを大画面で眺めながら、思い出に浸りながら優雅な休日の朝を過ごすのだ。

生活を変えるプロダクトとは、まさにこのことだろう。HDMI端子を合わせても1万円前後という圧倒的なコストパフォーマンス誇るプロダクト。

AppleTVを「買わない手はない」のは、間違いないだろう。 
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