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海江田経産省の安全発言を尻目に全国の原発に対してストレステストを行うと発表した菅首相であるが、夏が本格化してきている今にストレステストを始めようとするなんて遅すぎるといった印象を持つ。おそらく首相は熱中症によって例年以上に人が死ぬよりも反原発派という頭の弱い集団の人気を取ることに奮闘しているようだ。
現状の問題は日本人にあまりにも反原発派が多いということだ。これは日本に限らずドイツやイタリアにも言えることだが、反原発国の電気代は推進派の国に比べて割高になっている。(参考記事)
ここまで反原発派がいなければ今年の夏の停電は少なくとも東電圏外では心配する必要が全くなかったし、政治も混乱することがなかったと思う。
そこで、反原発派を原発賛成派に変えるにはどうしたらいいのか考えてみた。その結果、意外と簡単に反原発派は原発賛成派に変えれるのではないかと思うようになってきた。
その方法は以下の2点である。(半分冗談です)
・ ACのCM等で各発電方法の死亡人数とリスクを周知させる
・3年間原子力を全てストップさせて割高で貧弱な自然エネルギー発電をメインに行い、電気代を高騰させて、多くの企業に対して海外移転を促す。
大事なことは反原発派の人にも「原発なしではちょっと厳しい・・」といった実体験を持たせることと、偏った原発だけが悪いといった固定概念を拭ってもらうことである。それには原発以外の悪い情報もしっかりと報道することが必要である。学校のクラスで考えると今は原発くんだけが「乱暴で危険」といった印象を持たれてみんなに嫌われているけど実は火力くんの方が陰湿であるとか、はたまたイケメン集団の中にいる太陽発電くんは女の子を遊び道具としか思ってないとかそういったことをどんどん暴露していって「こうみると原発くんってまだましな方じゃない」と思わせるといったことです。
また、原発を完全にストップさせて夏の暑い日や冬の寒い日に頻繁に停電が起こったり、高騰する電気代の影響で企業の海外移転が進み日本経済がますます停滞して失業率が上がったりすると徐々に(仮にエネルギー政策が直接の影響でなかったとしても)原発賛成派が増えていきます。
以上のことを行うだけで多くの反原発派の方々は原発賛成派にシフトしていくでしょう。リアルに数年後、電気代が上がって多少なりとも日本経済に影響が出たとしたら、「結局放射能の影響で誰も死んでないんじゃね?」といった声が必ず出てきて反原発派の兆候は薄れていくと僕自身は考えています。
先ほど紹介した方法を実施せずとも多くの国民が今からでも遅くないのでしっかりとした知識を持って原発問題に取り組んでもらいたいものです。




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