ITコンサルジャンキー

ITコンサルが日々感じたことをネタにしたりしてます

2012年04月

GWに読みたい本3冊

  
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ゴールデンウィークは皆さん、どのようにお過ごしでしょうか。旅行に行ったり昼から飲んだりするのも楽しいですが、普段仕事や勉強で脳をフル回転させている皆さんは休みになると頭を使わなくなって心地よい疲れが訪れずに睡眠リズムが狂ってしまうのではないのでしょうか。

休みの日だからこそ、自分の為の勉強や仕事を思い切り打ち込むのもいいと思います。

そこで、そんなストイックにゴールデンウィークでも脳に負荷をかける人たちに少しでも休み気分になれるように有益且つ普段読まないようなビジネス書以外の本を紹介したいと思います。


私が弁護士になるまで
菊間 千乃
文藝春秋
売り上げランキング: 2231

フジテレビの元アナウンサーでかる菊間さんがアナウンサーという仕事をこなしながらどのように司法試験に合格したのかのエピソードが語られています。ちょうど弁護士になるための学校に入って忙しい時にジャニーズとの飲酒問題が出たわけですけども。。そのころの心境も語られています。ビジネスマンには普段の仕事をこなしながら自己投資をどのように行っていけばいいのか大変参考になる本だと思います。



SOUL RESET 魂の再起動 魂の声に耳を澄まし、未来を見通す方法
高城 剛
マガジンハウス
売り上げランキング: 1959


高城剛氏の新書です。タイトルだけ読むと、とんでも系ではないかと思ってしまう方もいるかもしれませんが、中身は自分自身と上手に向き合うためのメソッドが書かれています。2000年直前に世界保健機構(WHO)が、二十一世紀の健康の概念として「霊性」を提唱し、満場一致で承認されるほど、魂といいますか、精神とは別にある心の欲求みたいなものに関心が高まっています。ジョブズが瞑想をしていたという話もありますし瞑想ブームが訪れそうな予感です。情報デブになっている人は心と頭のダイエットを本書を参考にしてみたらいいと思います。



クリーニング革命―すべては喜ばれるために
古田 武
アスペクト
売り上げランキング: 42695

HONZで紹介されていて非常に興味がそそられた本です。麻布十番にある「遅い、高い、でも上手い」と言われるクリーニング屋があるのですが、非常に人気があり数十万円する服が毎月何十点もお店に届くそうです。HONZの書評はとても丁寧に書かれていて、本を読んだ気になってしまい僕もまだ読んでいないのですが、書評を読むとみなさんも非常にそそられると思います。

ホントは10冊くらい紹介したい本があるのですが、連休中読める冊数も限られるので厳選して紹介してみました。ぜひ参考にしてみてください。

2万円以下で圧倒的にはかどる自宅オフィスを構築するアイテム達

  
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恥ずかしながら私は大学進学をするときに実家を出て以来、いわゆる勉強机・仕事机というものを持ったことがありませんでした。

基本はソファに座るもしくはベッドで寝ながら本を読んだりパソコンをいじったりしていました。このブログのエントリの8割くらいはベッドで寝転びながら書いたものです。

ただ、調べ物をしながら何かを書いたり、XcodeでプログラミングしたりするときにはどうしてもMacBookAirでは使いにくいと感じていました。

また、長時間にわたって作業をするときはどうしてもソファだと疲れやすく、寝ていると眠くなってしまうとうことが多々あったので、半年ほど前からデスクが欲しいなぁと考えていました。

そこでどうせなら安くていいものを揃えたいと思って今回いろいろ調べて買ってみたので、参考にしていただけると幸いです。

デスク編

まず最も大事なものはデスクです。今回の目的は如何に省スペースかつ安価に作業スペースを作るということに注力しましたので、選ぶものも必然的に決まってきます。

安価家具の代名詞といえばIKEAですね。
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中には上の写真のように価格破壊としか思えないような安価なものもあります。実際IKEAに行って観た印象だと若干ちゃっちかったですが、ラップトップをおいて作業するには全く問題ないと言えるでしょう。

ただ、IKEAの問題点として正規のオンラインショップがないということが挙げられます。代行サイトなんかはいっぱいあるのですが、実際の値段よりも高かったり送料が結構かかったりしますのでIKEAが近くにある人は良いのですがトータルコストとしてはあまり魅力的ではないかもしれません。


そこで僕がおすすめしたいのはNissenです。Nissenといえば服というイメージがあるかもしれませんが、実は幅広く色んな商品を取り扱っています。その上、どれも非常に安価に設定されているので安心して買えます。
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 ガラステーブルのようなおしゃれなものもあったりします。


  • 楽天
最終的に購入したのは楽天のサイトでした。楽天と一口にいっても色々あるのですが、購入したのは以下の商品です。
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省スペースデスクを探すとどうしてもネックになるのは机の奥行きでした。ラップトップで作業するなら問題はないかもしれないですが、ディスプレイとキーボードを使うと考えるとある程度奥行きが無いと画面が近かったりキーボードを打つときに手を置くスペースがなかりして疲れてしまう可能性があったので、それが決め手となりました。しかもこれで送料込み2,200円と素晴らしいコスパを実現しています。実際使っていても今のところ特に不備はありません。 



チェア編

今回僕は購入していないのですが、イスももちろん必要かと思います。イスに関してもデスクと同じところで安価で買うことができます。



ディスプレイ編 


もともと僕はMacBookAirを使っていて、それを自宅では大きい画面で操作したいという思いから、省スペースオフィス構築を目指しましたので、ディスプレイは必需品でした。


既に所有していたり、MacBookProやiMacを使っている人は不要ですね。
ちなみに僕が買ったのは以下のディスプレイです。ほんとLEDバックライトの21.5インチでこの値段というのは、ディスプレイも安くなってきたなと実感します。



予算がもう少しある人だったり、いろんなウィンドウを立ち上げて仕事するような人は27インチディスプレイを購入するといいかもしれません。27インチだとデュアルディスプレイにする必要もなくなりそうですし。

やっぱり持ち運びに便利なMacBookAirと自宅orオフィスでディスプレイという組み合わせはひとつの最適解だと思います。MacBookにはクラムシェルモードといってディスプレイにつないでいればMacBookを閉じていても使えるモードがあるので、それを使うと普通にデスクトップパソコンを使っているのと同等のようにすることができます。

キーボード・マウス

キーボードやマウスは適当に1,000円台でワイヤレスのもので充分だと思います。Macを使っていてWindowsキーボードを使う場合は、わざわざキーマッピングを変える必要がありますが、良いキーボードはWindows用のものばかりということもあるので、
KeyRemap4MacBook
とかのフリーソフトを使ってカスタマイズするといいかもしれません。

値段を気にしないのであれば、KinesisとかHHKTとか使いたいものです。




以上のものを組み合わせれば2万円以下で自宅オフィスを構築することが可能です。
ちなみに僕の購入内訳としては

デスク(2,200円)+ディスプレイ(12,000円)+キーボード・マウス(1,500円)=15,700円

ですのでイスを追加で購入したも2万円で抑えれます。

もちろん予算があれば高くて良いものを購入するのが良いと思いますが、使い続けるかわからなかったり初期コストを抑えたい場合は、上記の情報を参考にしてくだされば幸いです。

見たい夢を選べる夢のような無料iPhoneアプリが登場 Dream:ON

  
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寝てる間に自分が見たい夢を見れたらどんなに良いだろうかと誰しもが一度は思ったがあるだろう。中には明晰夢といって夢の中の自分が「これは夢だ」という意識を持って自由にコントロールできる人も存在する。僕自身も1ヶ月に1回くらいはこのような状態を体験するのだが、最近少なくなってきているような(歳かな・・orz)。

そんな誰しもが興味を抱く’夢のコントロール’を実現してくれるまさに夢のようなアプリが
Dream:ON
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である。

このアプリは、
・アラームをセット
・見たい夢を選ぶ
・ベッドの隅のほうにiPhoneを伏せて置く
という超簡単な3ステップで使うことの出来るアプリである。

仕組みとしては、ベッド脇に置いたiPhoneがマットレスの振動を感知して睡眠の状態が浅いのか深いのかを判断してくれる(浅い眠りの時は寝返りを打つために振動が多くなる)。そして浅い眠りの時に選択した夢を誘導するようなミュージックを流すことによって、見たい夢が見れるようになるという仕組みである。

また、このアプリはまだ実験段階ということもあって、アラームを止めた後夢日記のようなものを書くように言われる(書かなくても平気)。

そうして集められたデータによって、より確実に見たい夢をみれるように進化していくというアプリなのである。

また、自分の眠りの状態を知ることもできるのでまさに一石二鳥のアプリである。

デフォルトで入っている夢は2つしかなく、他の夢は80円で購入することが出来る。夢を購入するなんて近未来的な感じがして僕としてはわくわくする。アプリ自体は無料なのでぜひ一度体験してみると面白いかもしれない。



評価経済社会にみる市場規模の変化の兆し

  
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評価経済社会とは岡田斗司夫さんが提唱しているもので、端的に言うと報酬を「お金」で受け取る貨幣経済社会ではなく、「評価」で受け取りそれをマネタイズしていく社会を表しています。

 お金より「評価」を稼げる仕事を!『評価経済社会』

現在の貨幣経済社会においても評価経済社会と同義のような仕組みで動いていますが、岡田さんが提唱しているのはもう少しパーソナライズした話だと僕は理解しています。

例えば会社から年収1000万円を貰っている社畜サラリーマンと居酒屋で常連さんや友人を楽しませながら
バイトしている年収150万円の人がいたと仮定します。

貨幣経済社会においては前者のサラリーマンが圧倒的に勝ち組です。

しかし、2人とも事情により解雇されてしまったとしましょう。

その時、前者のサラリーマンは会社絡みの人付き合いしかなく貯蓄を崩しながら不安を抱きながら生活をしているのに対して、後者のバイト君は友人の家に居候させてもらったり元常連さんに新しいバイト先を紹介してもらったりしたとします。

つまり二人の中で貨幣経済が(一時的にも)崩れた場合、後者のバイト君が勝ち組になるという可能性を秘めています。(もっとも貨幣経済社会の勝ち組が評価経済社会の勝ち組になる方が圧倒的に多いと僕は思っています)

ネットではフリーで遊べるものが増えてきたり、ITの発達による自動化や機械化によって職がなくなったりして部分的に貨幣経済が崩れるという事態が起きています。

そういったときに助けてくれる人というのは以前は親・兄弟・友達でしたが、ネットで不特定多数の人とのつながりをもてる現在ではその範囲が急速に広がっていると言えます。

範囲が広がったことにより、ネット上で評価を得ることに成功した人は様々な助けをしてもらえるようになりました。

このような流れが顕著になっていくと仕事にも変化が生じてきます。今流行のノマドやフリーランスとはその走りのようなものだと思います。

これを支えているのはサービスや業界の変化が加速したことと、実現までの時間の短縮化にあります。
そこらへんは少し長くなりそうなのでまた次回に書きたいと思います。


評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている
岡田 斗司夫
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 1994



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金儲けと化した科学 「科学と人間の不協和音 池内 了」

  
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科学と人間の不協和音 (角川oneテーマ21)



本書は、原発事故をはじめとして近代における科学技術の進歩とその技術を生活に取り入れる人々との間に生じる不協和音について論じている。

今から数百年前にいた「魔女」と呼ばれる存在のものは、実は科学知識に明るかった人のことを指していたという話がある。当時にしてみれば魔女は怪しい実験をして、魔法のような技術を発明しては何か悪いことを企んでいるのだろうと人々の生活を脅かす存在であった。

時代は変われど、現代でも科学者やそれに通ずる者たちには一般的には理解出来ないことを理解しているので何かを陰謀しているのではないかというストーリーを創りだしてしまう。

原発に限っていうと、純粋な科学者たちは「安全神話」に対しても「暴走して原爆と化す」という者たちにもNoと言い続けてきた。安全神話を創りだしてきたのは研究費を出してくれる国や企業に雇われた科学者である。今のように新しい科学技術が新しい市場を生むような世の中では、科学者は金儲けのために企業から委託され、その企業にとってマイナスとなる実験結果や見解を出しにくくなっている。

国が主導権をもったとしても同様で、喉から手が出るほど欲しい研究費を出してもらうために本来の研究から逸脱してしまう可能性は高い。

科学者が純粋に研究できる環境を整えるのは非常に難しい。もちろんその費用は、将来のためとして国から出すというのが理想的だが、今後科学者は自分のしている研究がどのような成果をもたらすのかということを文化的にも説明できるようになる必要があると思われる。

ただ、去年に流行ったドラッカーのような経営手法はもはや時代遅れで 、儲けたいなら科学的知識も一般的なサラリーマンにも必要となるのが今後10年のトレンドだろう。

儲けたいなら科学なんじゃないの?
堀江貴文 成毛 眞
朝日新聞出版
売り上げランキング: 59314



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