アップルは現在において、世界一と呼ぶにふさわしい企業である。
製品の人気もそうであるし、多くの人が憧れを持ち注目している。
アップルで働く人たちは、まさに”ど”がつくほど優秀であるというのは想像に難くないが、一体どのように優秀なのかと言われるとあまりピンとこない。
コミュ力、知識、教養、行動力、創造力等、優秀に必要な条件というのは様々あるのだがそれを具体化して、どのようにその力があってどのようにその力を使って仕事することで他の人よりも優秀に仕事が出来るかということはあまり理解されていない。
その一端を垣間見ることができるのが本書である。
しかも著者はその”ど”優秀な社員を束ねる管理職であった人間なので、その信ぴょう性は非常に高い。ただ、優秀な人というのは何でも一発でこなしてしまうという印象を持ってしまいがちなのだが、本書を読む限りいくら優秀でも大切なのはトライアンドエラーを繰り返し努力をすることであるというのが垣間見ることが出来る。
もう少し早めに読んでおけばよかったなとちょっとだけ後悔した。
責任者が出てきてくれたので、次はプログラマが登場してくれることを密かに期待している。
僕がアップルで学んだこと 環境を整えれば人が変わる、組織が変わる (アスキー新書)
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松井博
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