まさしく現代は非常に便利で、やりたくないことはやらなくていい世の中になっています。 よくテレビとかで「夫が家事を手伝ってくれない」とか「部屋を汚くするからイライラする」とか聞きますよね。僕はこんなことで喧嘩したり不機嫌になったりする人が理解できません。こんなやってもやらなくてもいいようなどうでもいいことは全部丸投げすればいいだけです。多くの人はそういうサービスがあるのに未だにやらなくていいようなどうでもいいことに神経や体力を使っているように感じます。 掃除が嫌いなら家事代行してくれる業者に頼めばいいだけです。手が届かないような場所でもキレイにしてくれます 炊事がめんどくさいなら外食すればいいだけです。外食は太るとか健康に良くないという人は単に店選びが下手だったり、バランスの良いメニューを考えられないというだけです。 洗濯がめんどくさいなら宅配ボックスを利用してクリーニングに出したり、乾燥までやってくれる全自動の洗濯機にまかせればいいだけです。 しかも最近はこれらのサービスが格安で提供されています。こういったサービスの労働者はコストが安い外国人労働者がやることが多いですね。コンビニやレストランでも以前よりもかなり見かけるようになりました。それは、彼らにとってみれば自国で働くよりも日本で働いた方が割が良いからです。よく、貧困に喘いでる国を見て何かをしなくてはいけないと思っている人が多いと思いますが、一番いい方法はその人達に仕事を与えることです。働くことで報酬がもらえ、貧国国の人たちは豊かになることができます。中国やインドが徐々に豊かになっているのは先進国が仕事を与えたからです。僕たちとしてはコストが安くサービスも受けられるし、労働者も稼ぐことができるしで、まさに一石二鳥です。 また、世の中にはいろんな好みを持っている人がいます。 パンを作るのが好きな人だったり、歌をうたうのが好きだったり、買い物に便利なサイトを作るのが好きな人だったり。お腹が空いたら料理の好きな人のところに行って食べさせてもらい、自分は得意なことをしてお返しすればいいだけです。疲れたらマッサージが好きな人のところへ行って癒してもらい、そのお返しをすればいいだけです。貨幣はそのやりとりをスムーズにする役割があります。そして、周りの人に質のいいサービスをより提供した人に対してはより多くのお金が集まります。それはあなたが信頼されている証拠です。お金が無くても信頼があれば困ったとき必ず助けてくれます。嫌いなことをして質の良いサービスが提供出来るとは思えません。サービスは中身だけではなく心も重要です。好きなことをして他のことはそれが好きな人に任せる。まさに最高の分業だと僕は思います。 これの機能は当たり前のように見えますが現実問題うまく行っていません。その理由は、お金は貯めた方がいいという宗教じみた思考と信頼を得るためのリスクを取ることが少ないといったことが挙げられます。 たいした金額でもないお金を貯めて何になるのでしょう。それよりも自分の好きな部分を伸ばして収入を増やした方がよっぽど建設的です。また、信頼は見返りを求めない姿勢が大切です。ギブアンドテイクとよく言われますが、あなたが信頼を構築するまではギブし続けましょう。そこで純粋にテイクをされたときは快く受けることが大切です。 こういったことを理解しているので、僕自身、生活にほとんどストレスは存在しません。料理をするときは遊びの感覚しかありませんし、他の家事も然りです。日々生産性が上がっていくので毎日ぐっすり眠れますし仕事も快適にできますし、休みの日は贅沢に遊んだりもしています。 いつも楽しいことを考えていますし、実際毎日が楽しいです。 やっぱりこういった生活を送る近道は好きなことをするに尽きるのではないでしょうか。 参考文献 ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫) 新・資本論 僕はお金の正体がわかった (宝島社新書)