新しい道具や新しい仕事の方法は定期的に意識的に使ったり試してみた方がいいと思った話。
 

先日MacBook Airを購入したのはすでにブログで公開済みの事実である。
MacBookAirをいまさらながら買った感想

僕は毎朝、40~50分程度TwitterやRSSのチェックを行うことが日課となっている。この日課の処理効率が以前のダイナブックかiPadからMacBook Airに変えただけで肌感覚で10分程度効率が上がった。以前のダイナブックが壊れるまでは新しいパソコンが欲しいとは思っていたが特に故障もしていなかったし処理速度もストレスに感じない程度速かったので、問題に感じることはなかった。

しかし、故障をしたのを機にMacBook Airを使用してみると使用効率が10パーセント以上もUPしたのだ。これを無理やり時給換算してみよう。バイトレベルの時給1000円だとしても1日8時間働いたとして作業できる時間は実際80分増えたことになる。これを1年間どんぶり勘定で240日働いたと仮定した場合、80かける240わる60で320時間の能率UPになるのだ。これを金換算すると32万円にもなる。MacBook Airがたかが10万くらいということを考えると十分リターンがある投資ということになる。


ただ新しいことを始めるのには最初に多くのコストを払わなければならない。人は長期的な利益好む以上に短期的なリスクをいやがる傾向がある。これは以前のエントリーで紹介したとおりである。
認知コストという厄介者 


初期のコストを重要視するのは遺伝的なものがあると思う。かつて人間の祖先に限らず、動物はほとんどの時間を飢餓状態で過ごしていた。脳の活動というのは非常にエネルギーを使うので認知コストを払うことは生存上の理由からあまり意味のあることではなかったのだ。


しかし現在は飽食の時代である。いくら認知コストを払ってエネルギーを消費しても補って有り余るほどのエネルギーを安価で補給することができる。


ただ、遺伝的な行為に抗うのは簡単ではない。なので定期的に意識的に新しいものや仕事方法を試す時間が必要だと感じる。そして、それによってらどれくらい効率が上がるかを計算してリスクよりもリターンが上回るものは積極的に取り入れて行くことが必要だと感じる。

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