任天堂が3DSの大幅値下げを実施しました。販売から間もない状況で1万円の値下げとは随分思い切りが良いというか、そこまで下がると逆に3DS本体への信頼が薄れるような気がします。

1万円値下げしたニンテンドー3DSは1台売るごとに赤字、小売店には補償も

値下げした経緯を端的に言えば「3DSは使ってみなきゃわからないから、値下げするからとりあえず使ってみて」と言ったところ。

正直言うと、発売前は僕も買おうか悩んでいた。発売前に流れていた嵐を起用したあえて画面を見せないCMに、多少胸が踊った。あの小さい画面上でどんな世界が起こっているのか期待が高まっていたのだ。しかし、その期待が動揺に変わるのに時間は掛からなかった。3DS発売後に流れているCMに映しだされる画面はどれも現行のDSの画面と全く変わりがなかったのだ。3D映像はテレビ画面上では表現できないらしい。つまり、実際に使用してみないと買う気が全く起こらないというのが3DSの特徴である。

http://blog.esuteru.com/archives/3550413.html 

このリンク記事を見ると分かるとおり、3DSはいわゆるイノベータが購入した後のアリーアダプター層が育っていないのがわかる。アーリーアダプター層はイノベーターの評価をみてから購入の決断をする場合が多いのだが、おそらくイノベーターの絶対数が足りなかったのだろう。ここでなるべく早くアーリーアダプターを育てて3DSを普及させたいという任天堂の心情はわかるが、果たして1万円の値下げにどれほどの効果があるのかは疑問である。たとえ1万5千円でも購買欲の閾値が一定値を超えなければ購入しようという人はあまり出てこないと思う。

それに加えて3DSで出ているソフトがぱっとしない。3Dならではというソフトが僕が見る限りあまり無いように思われる。

3DSの今後の売れ行きがどうなるかが楽しみであるが、失敗に終わる可能性も高いと思う。そのうちiPadとかで3Dで遊べるアプリとかがでればあっさりと抜かれそうである。


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