米のベライゾンがいち早くパケット定額制を廃止して、従来あったような従量課金に移行したのはニュース等で知っている人が多いだろう。

現在ではスマホの普及も手伝ってほとんどのユーザが通信料を定額で支払っている。定額は、どれだけ使っても通信料を気にする必要がないという所に利点がある。単純に従量課金に移行していくと聞くと、一昔前みたいにちょっとネットにつないで遊んでたらウン万円みたいになってしまうと想像してもおかしくない。月々の請求をみても、定額制だからこそ4〜5千円程度で済んでいるものの、本来の金額は何十万から何百万という請求が来ていると思う。だから、ファーストインプレッションからいうと従量課金は損を料金体系だと思ってしまうだろう。


ただ、それは間違いである。従量課金はむしろ相当なヘビーユーザー以外には非常に優しいシステムなのだ。


http://www.rbbtoday.com/article/2011/08/30/80439.html

日本通信を例にとって考えてみよう。上の記事にあるように日本通信は1GBで3,100円という料金体系を打ち出している。


比較方法はとっても簡単である。

まずは自分がどれだけ通信しているのかを把握する。料金明細等にパケット量の記載があるからそれを見てみると良い。
僕の先月のパケット料は5481896Packetである(ちなみに僕はiPhoneユーザ)。
パケット定額制を使わなかった場合の料金は438,551円と表示されている。


これだけみると恐ろしいのだが、実際以下のサイトでバイト変換してどれくらい使っているのか調べてみよう。

パケコン

その結果がこちら。
写真

 

全然1Gバイトにも到達していないのである。確かに僕のスマホの使い方は送信も受信もテキストが中心で動画をあまり閲覧したりしないのだが、それでも普通の人並みには使っているという自負はある。


そう考えると定額制で4,410円払うよりも1GBの制限つきで3,100円のほうがずっとお得である。


すぐ定額の上限まで到達してしまう今のパケット定額制よりも1GB定額のほうが、帯域にも普通のユーザにも優しいのは間違いないようだ。

ただ、それでも従量制に不安を感じる人もいると思う。次回はそんな人にぴったりのiPhoneアプリを紹介します。

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