製造業は新入社員の仕事を読んで思ったことは、本来日本はホワイトカラー的な労働にシフトして行かなければ経済が頭打ちになっていくのに、ブルーカラー(製造業)時代の働き方が色濃く残っているということだ。効率化という言葉が呪文のように唱えられ、多くの時間デスクに座って勤勉に働いている(ふうな)人が賞賛されている会社は少なくないだろう。
私が属しているプログラマやSEという職業は少し特異である。設計書があってそれに沿ってソフトを作るという仕事はいわゆるブルーカラーの働き方である。そこで必要なことはやはり従来叫ばれていたような効率化である。同じ時間でもいかに設計書通りに多くのプログラムを書けるかが重要視される。できるプログラマとできないプログラマの作業効率は100倍以上差があると言われているのは、こういったブルーカラー的な部分によるものだ。
しかし、設計を考えたり新しいソフトやアプリを考案することはホワイトカラーの働き方である。そういった仕事では効率化ではなく社会に新しい価値をもたらすための工夫や回り道が必要になってくる。
同じ職業でも働き方が矛盾する二つの要素が混在している面白い職業なのだ。そして、その両者どちらともできる人がこれから先必要とされるプログラマであると考える。その絶好の例はザッカーバーグである。彼は天才的なプログラマであると同時にFacebookという新しい価値をもったサービスを考案できる。ブルーカラーとホワイトカラーをうまく組み合わせることが出来る人間なのである。
ブルーカラー的な働き方から抜け出せない日本特有の弊害としてあげられるのが、高給を稼ぐ起業家やサラリーマンへの妬みだろう。ブルーカラー的な働き方ではいくら効率よく働いてもその給料には天井がある。なぜなら時間はマイナスにすることができないからだ。どんなに良くてもせいぜい年収1000万円くらいだろう。 普通の人であれば年収300万円くらいがいいところだ。それ以上稼ぐには一生懸命働くとか効率化とかそういった次元の話では実現できない。社会に新しい価値を提供してパイを増やすことでしか実現できないのだ。
それを本気で知らないのか知っていないふりをしているのかは定かでないが、稼いでる人に対して妬みの感情や裏で悪いことをしているのだろうといったような穿った見方をしている人をみると日本は今後ほんとうに大丈夫なのかと危惧してしまう。その典型的な例が、元ライブドア社長の堀江貴文氏の逮捕に現れている。
ブログにも書かれているように日本が製造業または製造業的な働き方をしているという自覚を持って、それを変えていこうとしない限り、人件費の安い新興国に仕事を奪われ、日本が世界の窓際族になりリストラされることがどんどん現実になっていくだろう。




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私が属しているプログラマやSEという職業は少し特異である。設計書があってそれに沿ってソフトを作るという仕事はいわゆるブルーカラーの働き方である。そこで必要なことはやはり従来叫ばれていたような効率化である。同じ時間でもいかに設計書通りに多くのプログラムを書けるかが重要視される。できるプログラマとできないプログラマの作業効率は100倍以上差があると言われているのは、こういったブルーカラー的な部分によるものだ。
しかし、設計を考えたり新しいソフトやアプリを考案することはホワイトカラーの働き方である。そういった仕事では効率化ではなく社会に新しい価値をもたらすための工夫や回り道が必要になってくる。
同じ職業でも働き方が矛盾する二つの要素が混在している面白い職業なのだ。そして、その両者どちらともできる人がこれから先必要とされるプログラマであると考える。その絶好の例はザッカーバーグである。彼は天才的なプログラマであると同時にFacebookという新しい価値をもったサービスを考案できる。ブルーカラーとホワイトカラーをうまく組み合わせることが出来る人間なのである。
ブルーカラー的な働き方から抜け出せない日本特有の弊害としてあげられるのが、高給を稼ぐ起業家やサラリーマンへの妬みだろう。ブルーカラー的な働き方ではいくら効率よく働いてもその給料には天井がある。なぜなら時間はマイナスにすることができないからだ。どんなに良くてもせいぜい年収1000万円くらいだろう。 普通の人であれば年収300万円くらいがいいところだ。それ以上稼ぐには一生懸命働くとか効率化とかそういった次元の話では実現できない。社会に新しい価値を提供してパイを増やすことでしか実現できないのだ。
それを本気で知らないのか知っていないふりをしているのかは定かでないが、稼いでる人に対して妬みの感情や裏で悪いことをしているのだろうといったような穿った見方をしている人をみると日本は今後ほんとうに大丈夫なのかと危惧してしまう。その典型的な例が、元ライブドア社長の堀江貴文氏の逮捕に現れている。
ブログにも書かれているように日本が製造業または製造業的な働き方をしているという自覚を持って、それを変えていこうとしない限り、人件費の安い新興国に仕事を奪われ、日本が世界の窓際族になりリストラされることがどんどん現実になっていくだろう。




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