まだまだウォール街でのデモが続いているようですね。アメリカのウォール街から始まったデモはFacebookを使って世界中に波及しているようです。日本でも暇を持て余している人が集まってほとんどニュースにならない程度のなんちゃってデモが行われたようです。彼らが訴えているものを端的に言うと「金持ちばっかり金持っててずるいんだよ!俺にも金くれ!」ということです。まあ、自分の欲求を素直に言える人は、最近の草食系男子よりも少しは実のあるやつなのかもしれません(´Д`)ハァ…
ただ僕からしてみればFacebookを使って、”世界中で反格差デモをやろうぜ”と謳っている若者は非常に滑稽に思えます。 なぜなら、その格差デモが世界中に広がれば広がるほど、デモを起こした張本人たちが全く逆の立場に追い込まれるからです。
アメリカの貧困層は日本よりも若干深刻なようで、少し調べてみると4人家族で年収170万円というのが4600万人いるらしい。しかし、家族なので普通に考えれば親二人子二人だとして、働いている人の年収は85万円になります。アメリカは離婚社会なので親一人と考えた場合は年収170万円ということになります。家族構成の割合の詳細はわかりませんが、おおよそで見積もって貧困層でも年収は100万円くらいあるとしましょう。日本で年収100万円といえば誰かに養われながら生活しているフリーターとか、ちょっとバイトに精を出している大学生くらいの年収ですね。
では、年収100万円は世界基準で言うとどうなのか。以下のサイトが便利で調べやすいです。
http://www.globalrichlist.com/
このサイトは年収を入力すると世界で何番目くらいのお金持ちか教えてくれるものです。
年収100万円で入力した結果は以下のとおり。

例え最貧困層の年収でも世界でトップ14%以内には入るお金持ちということです。最近ぐいぐいきている中国の上海でも経金年収は70万円程度ですから、如何にデモを起こしている人達が世界基準で言うと富裕の部類に入るかというのが分かると思います。
つまり、米国で行われている反格差デモが世界中に広がることで、結局やっている本人たちがデモの対象となってしまうという現象が発生しかねないのです。というかそもそも、アメリカをはじめ先進国の平均年収が下がるイコール世界的な格差の是正となってしまうので、むしろデモをしている人達にとってみれば自分に降りかかっている現実は喜ぶべき自体だと言っても過言ではありません。
まあ当然デモをやっている人達なんかは、そんなマクロな視点でものを考えているわけではないでしょうが、一国内で格差を是正しようとしても結局グローバルな流れには逆らうことが出来ません。
年収100万でぶーぶー言う人よりも年収70万円で喜んで一生懸命働いてくれる人がいたら、経営者は後者を選ぶのは当然と言えます。なので、デモを行うよりも自分が少しでも社会の役に立つようなことを考えたり、スキルを身につけたほうが建設的であるのは火を見るより明らかです。
僕の仕事であるプログラマは一応知識労働者として扱われていますが、ぶっちゃけプログラミングなんて誰にでもできるので、将来的にはアジア圏の若い安い労働者に奪われていく運命にあるでしょう。
そうならないためには、どうすれば良いのか。少し長くなってしまったので、そこらへんは次回書きたいと思います。




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ただ僕からしてみればFacebookを使って、”世界中で反格差デモをやろうぜ”と謳っている若者は非常に滑稽に思えます。 なぜなら、その格差デモが世界中に広がれば広がるほど、デモを起こした張本人たちが全く逆の立場に追い込まれるからです。
アメリカの貧困層は日本よりも若干深刻なようで、少し調べてみると4人家族で年収170万円というのが4600万人いるらしい。しかし、家族なので普通に考えれば親二人子二人だとして、働いている人の年収は85万円になります。アメリカは離婚社会なので親一人と考えた場合は年収170万円ということになります。家族構成の割合の詳細はわかりませんが、おおよそで見積もって貧困層でも年収は100万円くらいあるとしましょう。日本で年収100万円といえば誰かに養われながら生活しているフリーターとか、ちょっとバイトに精を出している大学生くらいの年収ですね。
では、年収100万円は世界基準で言うとどうなのか。以下のサイトが便利で調べやすいです。
http://www.globalrichlist.com/
このサイトは年収を入力すると世界で何番目くらいのお金持ちか教えてくれるものです。
年収100万円で入力した結果は以下のとおり。

例え最貧困層の年収でも世界でトップ14%以内には入るお金持ちということです。最近ぐいぐいきている中国の上海でも経金年収は70万円程度ですから、如何にデモを起こしている人達が世界基準で言うと富裕の部類に入るかというのが分かると思います。
つまり、米国で行われている反格差デモが世界中に広がることで、結局やっている本人たちがデモの対象となってしまうという現象が発生しかねないのです。というかそもそも、アメリカをはじめ先進国の平均年収が下がるイコール世界的な格差の是正となってしまうので、むしろデモをしている人達にとってみれば自分に降りかかっている現実は喜ぶべき自体だと言っても過言ではありません。
まあ当然デモをやっている人達なんかは、そんなマクロな視点でものを考えているわけではないでしょうが、一国内で格差を是正しようとしても結局グローバルな流れには逆らうことが出来ません。
年収100万でぶーぶー言う人よりも年収70万円で喜んで一生懸命働いてくれる人がいたら、経営者は後者を選ぶのは当然と言えます。なので、デモを行うよりも自分が少しでも社会の役に立つようなことを考えたり、スキルを身につけたほうが建設的であるのは火を見るより明らかです。
僕の仕事であるプログラマは一応知識労働者として扱われていますが、ぶっちゃけプログラミングなんて誰にでもできるので、将来的にはアジア圏の若い安い労働者に奪われていく運命にあるでしょう。
そうならないためには、どうすれば良いのか。少し長くなってしまったので、そこらへんは次回書きたいと思います。




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