先日、避暑地北海道から帰ってきた僕は少しの睡眠をとった後すぐに阿佐ヶ谷で開催された「ビジネス書ぶった斬りナイト 」に参加してきた。

正直旅行で少し疲れていて行こうかどうか悩んだのだが、勝手に尊敬している山本一郎氏を一目見たいという思いがあったので行ってきた。

この「ビジネス書ぶった斬りナイト 」はどうやら3回目の開催らしくて、過去2回は題目のとおり自己啓発本やその著者をdisりまくる回だったらしい。その調整と言っては何ですが今回はパネラーである山本一郎氏・ 中川淳一郎氏・漆原直行氏の「これを読んだら稼げるビジネスマンになれる」と思う本を紹介する回となった。

意外とど定番の自己啓発本があったり、変化球があったりしてラインナップをみると非常に面白い。
以下が紹介された本たちである。

山本一郎氏推薦
ヤバい経済学 [増補改訂版]
バブルの歴史―チューリップ恐慌からインターネット投機へ
ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質
農協の大罪 (宝島社新書)
日露戦争、資金調達の戦い: 高橋是清と欧米バンカーたち (新潮選書)
世代間格差: 人口減少社会を問いなおす (ちくま新書)

中川淳一郎氏推薦
マンガの描き方―似顔絵から長編まで (知恵の森文庫)
Web2.0が殺すもの (Yosensha Paperbacks)
ドキュメント サラリーマン (新潮文庫)
かつをぶしの時代なのだ (集英社文庫)
お笑い 男の星座―芸能私闘編 (文春文庫)
「すみません」の国 (日経プレミアシリーズ) (日経プレミアシリーズ 157)
別人「群ようこ」のできるまで (文春文庫)

漆原直行
道をひらく
小倉昌男 経営学
「ビジネス書」と日本人
自己啓発の時代: 「自己」の文化社会学的探究
崖っぷち「自己啓発修行」突撃記 - ビジネス書、ぜんぶ私が試します! (中公新書ラクレ)
仕事をしたつもり (星海社新書)
エア新書―発想力と企画力が身につく“爆笑脳トレ” (学研新書)

個人的には中川淳一郎氏の本が自分の読書趣味とあっている。山本一郎氏のものは追っかけているからかわからないがほとんど読んだものばかり。ただ、内容はいまいちはっきり思い出せないので再読してみようと思う。漆原直行氏のものは軽く読めそうなものばかりで早速数冊購入した。いきなり「道をひらく」を紹介されたときは本当に笑いました。

生粋の読書家かつ社会的に成功されている方々が推薦されている本なので買わないと損ですね。
このブログで今後ちゃんと一冊ずつ書評していきたいと思います。