前回の続きです。

前回は、最近コンサルタントという職業が多岐に渡っていて、働くイメージが付きにくくなっているということを確認しました。
また、コンサルタントは主に「戦略コンサルタント」「総合系コンサルタント」「ITコンサルタント」に分類されるということを述べました。

そして、今回は特に「戦略コンサルタント」にフォーカスを当ててお話ししたいと思います。
「戦略コンサルタント」は一体何をするのでしょうか。

戦略コンサルタントのお仕事を端的に言うと、
”クライアント企業の経営戦略を考えて実行する手助けをする”
といった仕事になります。

これを分解すると、
1,クライアント企業を分析し、
2,さらに経営が良くなるような戦略を考え、
3,実行に移す。
という3ステップを担うということです。


さて、クライアント企業の経営戦略に参加する戦略コンサルタントですが、
「そんなものわざわざ高い金を払って依頼しないで経営者が自分で考えれば良いじゃないか」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

それではわざわざお金を払ってまでコンサルタントに依頼する意義はどこにあるのでしょうか。

これについては様々な視点があるかと思いますが、主に挙げられるのは
”第三者としての視点”です。

経営者は時として自分の会社を客観的に見れなかったり、社員には言えないような経営上の悩みをかかえている場合があります。
そんな時に、人間的にも信頼され、高い分析力とリーダシップで戦略を遂行するコンサルタントが必要になるのです。